ミニLEDを搭載した新型「iMac Pro」の登場は、2022年の春ではなく、夏になる可能性が伝えられています。秋に送れる可能性もあるということで、少なくとも3月後半から4月にかけて開催される予測のAppleイベントでは発表されない可能性が高そうです。
ミニLED搭載の新型「iMac Pro」は秋以降になる可能性すらある
Appleは今春に新型「iMac Pro」を発表する可能性があると噂されていましたが、DSCC(Display Supply Chain Consultants)のCEOを務めるRoss Young氏によると、早くとも夏に発売という可能性が高いと伝えています。
Ross Young氏は、サプライチェーンからの情報をもとに予測を伝える、Appleの情報に信頼性の高い人物。昨年の新型MacBook ProのミニLED搭載も完璧に予測しました。
2021年12月の予測では「2022年春頃にiMac Proが発表される」と予測していたRoss Young氏ですが、最新の予測では夏になる可能性が高いとのこと。
As we reported in today's DSCC Weekly, we no longer expect the Apple iMac Pro to launch in the spring. Looks more like summer. Still with a MiniLED backlight, but fewer MiniLEDs/zones than in iPad/MacBook Pro's.
— Ross Young (@DSCCRoss) January 31, 2022
We expect panel shipments from June, but the product may not launch till August or September.
— Ross Young (@DSCCRoss) January 31, 2022
DSCC Weekly Reviewでは「春に発表すると思っていたが、夏になるかもしれないと情報が入ってきた。さらに遅れて秋になる可能性もある。Appleがこの製品で抱えている供給上の課題の1つは、より多くのミニLEDを入手すること」と報告されています。
この情報から、少なくともAppleが3月末から4月に開催すると予測されているイベントで発表される可能性は、かなり低くなりました。
8月発売となれば、6月のWWDCで発表する可能性も。WWDCは開発者向けイベントなのでAppleの新製品が発表されることは少ないですが、2019年には「MacPro」と「Pro Display XDR」が発表されています。
とはいえ現実的なのは、M2チップ搭載のMacBook Airなどとともに秋に発売でしょうか……。