Appleが2022年後半に発売予定の「iPhone 14 Pro」は、ディスプレイサイズが少し大きくなる可能性が伝えられています。iPhone 13 Proは、標準的な長方形として対角線の長さを測った場合6.06インチですが、iPhone 14 Proは6.12インチになるそうです。
iPhone 14 Proだけディスプレイが少し大きくなる。本当に少しだけ
ディスプレイ業界のサプライチェーン向けに調査レポートなどを報告するDSCC(Display Supply Chain Consultants)のCEOを努めるRoss Young氏が、iPhone 14 Proはディスプレイサイズが少し大きくなると伝えています。
Ross Young氏が伝えるAppleのリーク情報は、92.9%が正確という実績があり最も信頼性が高い人物です。
Appleの公式サイトではiPhone 13 Proは「6.1インチ」として販売されていますが、丸みを帯びたディスプレイであるため、正確には「標準的な長方形として対角線の長さを測った場合のスクリーンサイズは6.06インチ」と説明されています。
Ross Young氏は、iPhone 14 Proがピル+ホール型のノッチを採用する影響で、iPhone 14 Proは6.12インチに変更されるとしています。
iPhone 14 Pro Maxも同様で、iPhone 13 Pro Maxが6.68インチであるのに対し、6.69インチになると説明しています。
iPhone 13 Pro - 6.06"
— Ross Young (@DSCCRoss) May 10, 2022
iPhone 14 Pro - 6.12"
iPhone 13 Pro Max - 6.68"
iPhone 14 Pro Max - 6.69"
Differences due to pill + hole replacing the notch and narrower bezels.
大きくなると言ってもごくわずかであるため、Appleはディスプレイサイズは変わらずに、6.1インチと6.8インチとして発表する可能性は考えられます。
またRoss Young氏はiPhone 15(およびiPhone 15 Max)は、iPhone 14 Proと同じくピル+ホール型のノッチが採用されるため、ディスプレイサイズは同じになると伝えています。
I meant to say, "You can expect the 15 and 15 Max to have the same sizes as the 14 Pro and 14 Pro Max...
— Ross Young (@DSCCRoss) May 10, 2022
Ross Young氏は直前のツイートで、iPhoneのディスプレイのロードマップ予想を投稿しており、「iPhone 14」ではProシリーズで新しいノッチを採用、iPhone 15では全モデルが新しいノッチに移行、iPhone 16でディスプレイにFace IDが内蔵れると予測。
Based on the technical challenges remaining for under panel cameras to meet discerning brands quality requirements as well as panel manufacturers' cost requirements, I still believe this roadmap makes sense for the iPhone. pic.twitter.com/3ck5X3sVcL
— Ross Young (@DSCCRoss) May 10, 2022
Appleのリーク情報で信頼性の高いMing-Chi Kuo氏も、ディスプレイ内蔵のFace IDはiPhone 16シリーズからと予測しています。
関連:ディスプレイ内蔵のFace IDが2024年の「iPhone 16」で搭載される予測Appleの情報で信頼性の高いBloombergのMark Gurman記者も指摘しているとおり、AppleのiPhoneリリースサイクルは3年になっているため、Ross Young氏の予測も一致します。