Appleが2024年に発表するiPhoneでは、Face IDがディスプレイに内蔵される可能性があるようです。またiPhone 14、iPhone 15のディスプレイはいわゆる「ホール(円) + ピル(横長の円)」の穴がある仕様になるとのことです。
ディスプレイ内蔵は「Touch ID」ではなく「Face ID」が来るようです
Appleの情報に定評のあるアナリスト、Ming-Chi Kuo氏によると、Appleはディスプレイ内蔵のTouch ID(指紋認証)を今後2年以内は採用しないと予測。そのうえで、2024年に登場するiPhone 16はディスプレイ内蔵のFace IDを搭載するとしています。
これはMing-Chi Kuo氏の予測に対して、Ross Young氏が「ディスプレイ内蔵のFace IDはiPhone 16に搭載されます」とツイートしたことに対して、Ming-Chi Kuo氏が「私の予測も同じです」とツイートしたもの。さらにMing-Chi Kuo氏は、技術的な問題ではなく「マーケティング目的」であるとも伝えています。
My prediction is the same - under-display Face ID coming in 2024 (iPhone 16), and this time schedule is less of a technical issue and more of a marketing purpose. https://t.co/yK17YkQEEX
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) April 2, 2022
Appleのリーク情報で信頼性の高いMing-Chi Kuo氏とRoss Young氏の予測が一致していることからも、この予測は現時点では確度が高いものと判断できそうです。
またRoss Young氏は、今年の「iPhone 14」と来年の「iPhone 15」では、ディスプレイには「ホール(円) + ピル(横長の円)」の穴がああいたデザインとツイートしています。
Yes
— Ross Young (@DSCCRoss) March 30, 2022
Ross Young氏はディスプレイ業界のサプライチェーン向けに調査レポートなどを報告するDSCC(Display Supply Chain Consultants)のCEOを努める人物で、これまでAppleのリーク情報は92.9%が正確です。Ming-Chi Kuo氏も72.5%が正確となっています。(Apple Track調べ)