今年の「iPhone 14」を買ったら後悔するかも?2023年に買取価格が大幅に下る可能性

今年の「iPhone 14」を買ったら後悔するかも?2023年に買取価格が大幅に下る可能性

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Appleは2023年に発売する「iPhone 15(仮)」で、LightningからUSB-Cに変更する計画が伝えられています。これが事実ならば、2022年に発売される「iPhone 14」も含めて、旧モデルの買取価格が暴落する可能性があると指摘されています。

iPhoneがUSB-Cを採用すると、旧モデルの買取価格は大きく下がる予測

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Appleの情報に高い信頼性のあるBloombergのMark Gurman氏や、アナリストのMing-Chi Kuo氏によると、Appleは2023年にLightningポートを廃止し、USB-Cポートに変更する計画があるようです。

Appleの最新機種を安く使い続けるために、最新機種を購入し続け、前年に購入したモデルを下取りに出すというユーザーが一定数います。しかし、iPhoneがUSB-Cを採用すると、旧モデルはすべて買取価格が大きく下がる可能性があるとForbesが指摘しています。

AppleがUSB-Cを採用すると、Lightningを搭載した旧モデルのiPhoneは、市場から「レガシーな端末」とみなされるようになるためと説明されています。

またAppleがiPhone 5でLightningを採用した時も、旧モデルの中古価格が大きく下がったと、過去の実例を紹介しています。

「M1」登場で中古Macの市場価格も低下していた

ポート変更ではありませんが、直近では2021年にM1チップを搭載したMacが登場した時にも、旧来のIntelチップ搭載モデルと大きな性能差が生まれたことで、中古市場では大きな値下がりが起こりました。

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日経新聞の2021年1月23日の記事「Mac相場に異変 独自CPUが中古市場に余波」によると、発売直後に大きく価格が下がったわけではなく、数か月にわたり少しずつ低下し、結果として中古市場価格は2〜3割低下するという状況でした。

現時点では、iPhoneのUSB-C採用は確定情報ではありません。今のところ「2023年のiPhoneはUSB-Cを採用する可能性が高い」という状況です。

将来的にiPhoneを下取りに出すことを検討していて、高いリセールバリューを期待しているのであれば、今年の「iPhone 14」は見送り、2023年の「iPhone 15」まで待つという手もあるかも?