Apple、Vision Proの新しい認証システム認証Optic IDを説明。「虹彩認証による認証に革命」

Apple Vision Proに搭載された新しい認証システム「Optic ID」について説明するサポートページが公開されています。

Appleは「Touch IDが指紋による認証に革命をもたらし、Face IDが顔認証による認証に革命をもたらしたように、Optic IDは虹彩認証による認証に革命をもたらします。Optic IDは、LEDと赤外線カメラで構成されたApple Vision Proの高性能視線追跡システムによって可能になった、虹彩のユニークさを利用した直感的で安全な認証を提供します」と説明しています。

Optic IDは、目に安全な近赤外光で目を照らし、虹彩の画像を撮影。撮影されたデータはセキュアサブシステム「Secure Enclave」に送られ、M2チップのニューラルエンジンの一部で処理され、登録された生体データと虹彩が一致するかどうか判断します。

虹彩や動向の変化やさまざまな照明条件の変化にも適応。度付きのソフトコンタクトレンズやApple Vision Proのインサートレンズと併用できるように設計されています。

Optic IDが、他人にロック解除される確率は100万分の1以下。そして5回失敗するとパスコードが要求されるようになるとのこと。またアクセシビリティのオプションで、片目だけがOptic IDに登録されている場合、他人にロック解除させる確率は高くなるとのこと。

Optic IDを有効にすると、ペルソナはOptic IDにリンクされ、Optic ID認証に成功した場合にのみ使用できるようになるそうです。