
OpenAIは、ChatGPTに新たな「学習モード」を追加したと発表しました。この新機能では、ユーザーは自分に合ったスタイルで効率的に学べるパーソナライズされたAI学習体験を得られるようになります。

OpenAIは7月30日、「ChatGPT」に「学習モード(Study Mode)」を新たに導入したことを発表しました。この機能は、ChatGPTがユーザーの学習目標に基づいてパーソナライズされた指導を行うことを可能にし、復習の補助や問題演習など、インタラクティブな学習を支援します。
As ChatGPT becomes a go-to tool for students, we’re committed to ensuring it fosters deeper understanding and learning.
— OpenAI (@OpenAI) July 29, 2025
Introducing study mode in ChatGPT — a learning experience that helps you work through problems step-by-step instead of just getting an answer. pic.twitter.com/B8VbRYJH6r
学習モードでは、ユーザーが学びたいテーマを指定すると、ChatGPTが「チューター」のような役割を果たし、質問への回答だけでなく、クイズや要約、知識の確認などを通じて能動的な学習を促進します。例えば、歴史や数学、プログラミング言語など、幅広い分野の学習が対象となり、ユーザーは自分のペースで学習を進めることができます。
このモードは、ChatGPTの「メモリ」機能と連動し、ユーザーが過去に学んだ内容を記憶し、継続的な学習サポートが可能です。また、使い方によっては語学学習や試験対策など、特定の目標に向けた個別の学習計画をサポートする活用法も考えられます。
OpenAIによれば、学習モードは現在ChatGPTの無料版、Plus、Pro、Teamのユーザーが利用可能となります。数週間以内には、ChatGPT Edu でも利用できるようになる予定とのこと。