Appleがスマートホーム製品に向けて全く新しいオペレーティングシステム「Charismatic」を開発していると報じられています。BloombergのMark Gurman記者によると、このOSはHomePodやロボット型デバイスに搭載されるようです。
AppleがAIとスマートホーム製品を強化する一環として、全く新しいオペレーティングシステム「Charismatic」を開発しているとBloombergが報じています。
記事によると、「Charismatic」はtvOSとwatchOSを融合させたような仕組みを持ち、来年登場予定のディスプレイ付きHomePodや、2027年にも投入される可能性がある卓上型ロボットに搭載される見込みです。
このロボットは小型iPadを取り付けたような外観で、アームで自由に動くことができるとされ、日常のスケジュール管理やコミュニケーションを支援する「バーチャルライフコンパニオン」として機能するとのことです。
また、ディスプレイ付きHomePodは顔認識を用いてユーザーごとに最適化された体験を提供し、GoogleやAmazonのスマートホームディスプレイと競合する製品になるとみられています。
さらにAppleは、複数の新しいSiriのバージョンも開発中とのこと。家庭内での会話に特化したものや、視覚的なキャラクターを持つもの、iPhoneやiPad向けに刷新されたインターフェースを備えるものなど、多様な展開が計画されていると報じられています。加えて、NestやRingに対抗する形で、家庭用セキュリティ製品のエコシステム構築にも注力しているといいます。