
OpenAIが提供している動画生成AIサービス「Sora」の責任者であるBill Peebles氏が10月23日、自身のX(旧Twitter)で今後のロードマップを公開しました。ユーザーが自分の犬やぬいぐるみなどを「カメオ出演」させる新機能や、アプリ内での動画編集、ソーシャル機能の強化などが予定されているといいます。

動画生成AIサービス「Sora」の責任者であるBill Peebles氏によると、まず近日中に実装されるのは「カメオ」機能とのこと。この新機能により、ユーザーは自分の飼っている犬、ぬいぐるみなど、ほぼあらゆる対象をSora動画内に登場させることができるようになるといいます。さらに、Sora内で生成したキャラクターをそのままカメオとして再利用することも可能になると述べています。
sora roadmap update: in the spirit of building this app openly, here's what we're landing soon.
— Bill Peebles (@billpeeb) October 22, 2025
first, more creation tools. character cameos are coming in the next few days: you'll be able to cameo your dog, guinea pig, favorite stuffed toy, and pretty much anything else you… pic.twitter.com/GX7CJXWRcZ
たくさんのカメオの登場が予想されるため、アプリの生成UIも改良され、リアルタイムで「トレンドのカメオ」を表示する機能が追加される予定。これにより、ユーザー同士が人気のキャラクターを発見しやすくなるとしています。
また、基本的な動画編集機能も追加されます。最初は複数のクリップをつなぎ合わせる機能から始まり、今後さらに高度な編集機能が順次導入される計画とのこと。
次のステップとして、Soraのソーシャル機能の強化も挙げられています。現状の「グローバルフィード」に加え、大学、企業、スポーツクラブなど特定コミュニティごとのチャンネル機能を検討中とのこと。
さらに、フィードの品質向上や過度なモデレーションの緩和、アプリ全体のパフォーマンス改善も進行中。Peebles氏はThomas Dimson氏とチームメンバーへの感謝を述べつつ、「アプリ全体のパフォーマンスを向上させ、どこでもサクサク動くように取り組んでいます」と述べています。