Apple、ウェブ版App Storeを公開――Appleデバイス未所持でも閲覧可能に

Apple、ウェブ版App Storeを公開――Appleデバイス未所持でも閲覧可能に

0

Appleがウェブブラウザ上で閲覧可能なウェブ版App Store を公開しました。これにより、iPhoneやiPad、Macを持っていないユーザーも、アプリの検索・閲覧が可能となりました。

Appleは11月3日、「apps.apple.com」に新しいウェブ版のApp Storeをローンチしました。現在は米国ストアのURLリダイレクトされますが、URLで日本を指定することで日本ストアにアクセスすることが可能です。

これまでは、ウェブブラウザでアプリを探そうとすると、個別のアプリ紹介ページにしかアクセスできず、ストア機能そのものをブラウザ上で体験することはできませんでした。

新しいウェブ版では「Today」タブによるおすすめコンテンツ、カテゴリ別の切り替え、iPhone/iPad/Mac/Vision Pro/Apple Watch/Apple TVといった各デバイス向けのアプリを切り替え可能なインターフェイスが採用されており、ストアらしい体験をブラウザ上で実現しています。

アプリの製品ページも改良され、メディア(スクリーンショット・動画)やバッジ・アイコンなどが豊富に配置され、リッチな情報が手に入る設計になっています。ただし、現時点ではウェブ版から直接アプリをダウンロードすることはできません。

これまでAppleデバイスを所有していないユーザーは、App Storeを閲覧したり検索したりすることができませんでしたが、今後はWindows/Androidユーザーでもアプリ情報の共有・発見が容易になります。