Google、2026年に「AIスマートグラス」投入へ

Google、2026年に「AIスマートグラス」投入へ

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Googleは、AIアシスタント「Gemini」と連携する次世代スマートグラスを2026年に発売すると発表しました。軽量なメガネ型からレンズ内に情報を表示できるタイプまで複数タイプを用意し、日常的にAIを活用できる環境を整えるとしています。

Googleは12月8日、オンラインイベント「The Android Show」で、2026年発売予定のAIスマートグラスに関する構想を示しました。発表によると、このデバイスはGeminiと連携し、周囲の状況をAIに尋ねたり、必要な情報を即座に取得できるようにすることを目指しているとしています。

ラインアップは大きく2タイプです。ひとつはディスプレイを持たない軽量なメガネ型で、スピーカー、マイク、カメラを内蔵します。これにより、撮影した映像をもとにAIへ質問したり、音声で自然に操作したりできると説明しています。

もうひとつは、レンズ内にディスプレイを備えたタイプで、翻訳字幕やナビゲーション、通知などを視界に重ねて表示できる点が特徴です。スマートフォンを取り出さずに情報へアクセスできる「ハンズフリーの体験」を重視しているとしています。

さらに、Googleは「Project Aura」と呼ばれる有線接続型のXRグラスにも触れています。こちらはシースルー光学技術を採用し、70度の視野角で複数のウィンドウを空間に配置できると説明しています。これも2026年の発売を予定しています。