Apple、スマートグラスをフィットネス向けデバイスに転換を検討か

Apple、スマートグラスをフィットネス向けデバイスに転換を検討か

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Appleが、開発中のスマートグラスや将来のヘッドセットに、健康・フィットネス機能を組み込むことを検討していると報じられました。BloombergのMark Gurman記者が、最新ニュースレター「Power On」で伝えています。

Appleが、開発中のスマートグラスや将来のヘッドセットに、健康・フィットネス機能を組み込むことを検討しているとBloombergのMark Gurman記者が最新ニュースレターで伝えています。

Mark Gurman記者によると、Appleは初代Vision Proの開発段階でも、ヘッドセット内でApple Fitness+のクラスを利用できる機能を検討していたとのこと。デバイスの身体追跡技術で利用者の動きを分析する構想でしたが、本体の重さや技術的な課題から製品化には至らなかったとしています。

その後、Appleは開発の重点をスマートグラスへ移すなかで、より軽量なメガネ型デバイスを健康機器として活用する方法を調査しているといいます。搭載されたカメラや各種センサーで利用者の動作を認識し、運動フォームの分析やフィットネス支援に応用する可能性があります。

またAppleが2026年7月23日に公開した求人情報も、この方向性を裏付けていると説明されています。Vision Products Groupは、Vision製品における健康、ウェルビーイング、フィットネス体験の将来像を定義する「戦略的プロダクトデザイン」責任者を募集しています。候補者には、デジタルヘルス製品の開発経験や、センサーを活用した体験設計への知識を求めています。

Appleはすでに、AirPodsを聴覚支援機能へ発展させ、Apple Watchを健康管理デバイスとして展開しています。スマートグラスについても、同様に当初の用途から機能を拡張し、健康・運動分野へ参入する狙いがあるとみられます。

競合のMetaは、Oakleyブランドでスポーツ向けスマートグラスを展開しており、Oakley Meta VanguardはGarminやStravaと連携し、ペースや運動データを音声で確認できる機能を備えています。

Mark Gurman記者は、2027年に登場するとみられるApple製スマートグラスの初代モデルには、こうした健康機能は搭載されないとの見方を示しています。Appleは長期的に機能を追加し、スマートグラスをApple WatchやAirPodsに続く新たな健康・フィットネス端末へ育てる可能性があります。