アイテムをスマホで撮影し一瞬で現金化することができると話題のサービス「CASH」が29日、サービスの利用を一時的に停止することを発表しています。利用停止に至った背景として、サービスが公開された28日のキャッシュ化総額が3.5億円以上になったことなどをあげています。
CASH「毎日3.5億円以上のキャッシュの供給する体制や規模が整っていない」
28日に公開され、一躍話題になった"質屋"のようなアプリ「CASH」。スマホで撮影するだけでアイテムを一瞬で現金化できるということでユーザーが急増、Twitterでも「CASH」「ノールック少額融資」などのキーワードがトレンド入りしました。
しかし29日、CASHを運営する株式会社バンクはサービス利用の一時停止を発表しています。停止の利用については「毎日3.5億円以上のキャッシュを供給する体制や規模が整っていない」としています。
発表によると、サービス公開から16時間34分で、アプリのダウンロード数は2.9万、キャッシュ化された回数は7.2万。キャッシュ化された総額は3億6000万円以上になったとのこと。
なお、停止されるのは審査機能のみ。キャッシュの引き出しなどは、引き続き利用することができるとのことです。
「CASH」はサービス運用が違法である可能性も指摘
あまりにも簡単に現金をゲットできる「CASH」ですが、法的に問題がないのか弁護士の吉井和明氏は「非常に危険」と指摘。
株式会社バンクのコーポレートサイトからは顧問弁護士事務所の記載も消えるなど、CASHに不安を覚える声も見られています。
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