「7pay」二段階認証を導入へ、チャージ上限額も見直しーーセキュリティ対策プロジェクトを立ち上げ

「7pay」二段階認証を導入へ、チャージ上限額も見直しーーセキュリティ対策プロジェクトを立ち上げ

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株式会社セブン&アイホールディングスは7月5日、バーコード決済サービス「7pay」への不正アクセス被害問題で、「セキュリティ対策プロジェクト」を発足したと発表。今後導入予定の対応策として「二段階認証の導入」「チャージ1回あたりの上限額の見直し」などを発表しました。

「7pay」不正アクセス被害、セキュリティ対策プロジェクトを立ち上げ

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セブン&アイホールディングスは7月5日、バーコード決済サービス「7pay」への不正アクセス被害問題について、さらなる原因分析、包括的なセキュリティ対策のための独立した組織として、「セキュリティ対策プロジェクト」を立ち上げたと発表しました。

同プロジェクトは、不正アクセスの発生原因の分析および特定、セブン&アイ独自の決済、EC等のサービスの安全対策を検討、実施する組織。キャッシュレス推進協議会のガイドライン等、各種指針に基づいた対策を行っていくとのこと。

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セキュリティ対策プロジェクト組織図

「PayPay」に続き、「7pay」でも発生したコード決済サービスの不正アクセス問題について、経済産業省は7月5日、決済事業者等に対し、改めて、不正利用防止のための各種ガイドラインの徹底とセキュリティレベルの向上を求めるよう発表。

「7pay」においては、キャッシュレス推進協議会が策定した不正利用防止のための各種ガイドラインが遵守されていなかったと報告していました。

「二段階認証を導入」「チャージ上限額の見直し」などに対応へ

「7pay」に今後導入予定の不正アクセスへの対応策として、「二段階認証の導入」「チャージ1回あたりの上限額の見直し」を予定していると発表。

また「グループ横断的・包括的なセキュリティ設計コンセプトの見直し」「セキュリティ評価方法および範囲の見直し」を行う予定だといいます。