Apple「スマートグラス」は2020年に発表か、キラーアプリが誕生しなければ先送りされる可能性

Apple「スマートグラス」は2020年に発表か、キラーアプリが誕生しなければ先送りされる可能性

Appleは2020年、念願とも言える「スマートグラス」を発表する可能性があると、米Bloombergが伝えています。Appleのスマートグラスについては、Appleの情報に詳しいアナリスト、Ming-Chi Kuo氏も2020年前半に登場する可能性があると伝えていたばかりです。

Appleの「スマートグラス」は2020年に発表される可能性

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Appleが以前より開発中と伝えられている「スマートグラス」(スマートメガメ)について、米Bloombergは10月21日、「2020年のリリースを目標としている」と伝えています。

Appleは2017年、ARヘッドセットを開発するVrvanaを買収。ARヘッドセットやVRグラスなどを開発中で、2019年末に生産が開始され、2020に発売されると予測されていました。

しかし、2019年7月、台湾の業界誌DigiTimesがAppleはAR開発チームを解散したと報道。その後も「iOS 13」内部から、ARヘッドセットに関連するアイコンが発見されるなど、スマートグラスに関連する情報が伝えられていました。

スマートグラスはiPhoneと同期し、情報をレンズに表示

Bloombergによると、Appleのスマートグラスは、レンズにホログラフィックディスプレイを採用。ユーザーのiPhoneと同期し、メールや地図、ゲームなどを表示することが期待されているとのこと。また、スマートグラス専用のApp Storeも検討されているといいます。

Appleはグラフィックスとゲームの専門家を雇い、スマートグラスを新製品カテゴリーのリーダーとして確立することに成功すれば、「最終的にiPhoneの後継となる」ことを目指している、とBloombergは伝えています。

キラーアプリが開発できなければリリース延期の可能性も

ただし、Appleはユーザーがスマートグラスを購入したくなるようなアプリケーションを開発することができていないため、キラーアプリ開発とAR技術を完成させるため、まだ時間が必要だと判断した場合には、2020年リリースのスケジュールからは外れる可能性があるようです。

スマートグラスの分野では「Google Glass」がビジネス向けに提供されています。2018年にはNorthが、眼鏡にしか見えないスマートグラス「Focals」を発表。眼鏡の"つる"部分にプロジェクターが組み込まれ、レンズに情報を写すという仕組みで、ニュースや天気予報、ナビゲーションなどに対応しました。

スマートグラス「Focals」紹介映像

Facebookはレイバンやオークリーを有する世界最大手の眼鏡メーカー「Luxottica」と業務提携し、コードネーム「Orion」と呼ばれるスマートグラスを開発中と伝えられています。

他にもAmazonはAlexaを搭載したスマートグラス「Echo Frames」を発表。ウェアラブルデバイスの時代がすぐそこまで来ている感じがしますね。