Apple、忘れ物防止タグ「AirTag」は9月発売ーー3月のスペシャルイベントで発表される可能性

Apple、忘れ物防止タグ「AirTag」は9月発売ーー3月のスペシャルイベントで発表される可能性

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Appleがまもなく発表すると予測されている「忘れ物防止タグ」(AirTag)は9月に発売される可能性があると、Forbesが伝えています。仮に9月発売とした場合、3月に発表される可能性も想定内だと予測しています。

忘れ物防止タグ「AirTag」は9月発売か

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画像は9to5Macより

Appleが開発中で、まもなく発表されると予測されていた忘れ物防止用のスマートタグ「AirTag」について、Forbesが2020年9月に発売される可能性があると伝えています。

「AirTags」は、開発者向けの「iOS 13 beta 1」内部から発見され、iOS 13で登場した新アプリ「探す」(「友だちを探す」「iPhoneを探す」が統合したアプリ)と連動し、AirTagを付けたキーホルダーなどを簡単に探し出すことができる新製品。

iPhone 11シリーズに採用されたU1チップは「UWB」(Ultra Wide Band/超広帯域無線)を搭載。UWBは、位置情報の検出精度が高い、障害物などの妨害を受けにくい、低出力で高速な通信が可能といった特徴があります。AirTagは、UWBとAR(拡張現実)を組み合わせることで、iPhoneの画面上で探しものを見つけやすくする仕組みと予測されています。

iPhone SE 2(iPhone 9)と同時に発表?WWDCに持ち越しも?

Appleはこれまで、全く新しいカテゴリーの新製品を発表する場合、発表から発売まで一定の期間をあけるケースも多かったとForbesは指摘。初代iPhoneは発表から発売まで5カ月、初代iPadは3カ月、初代Apple Watchは7カ月もの期間が空いています。

Appleは3月に低価格の新型iPhone(iPhone SE 2/iPhone 9)を発表するスペシャルイベントを開催すると予測されていますが、AirTagも同時に発表される可能性もあります。9月前に開催されるイベントとしては、6月にWWDCも控えているため、持ち越される可能性もあります。

UWBを活用した新製品となるため、Appleが「iOS 13.3.1」で追加した、位置情報サービスの使用を制御する設定はオンにしておく必要があると予測されます。