Appleは3月13日、Apple直営店を3月27日まで休業すると発表しました。中華圏にある直営店はすでに休業していましたが、同日時点ですべて営業を再開。中華圏を除く全世界のAppleの事業所は柔軟な働き方に移行し、新しい健康検査と体温チェックも導入しているとしています。
Apple直営店、中華圏を除くすべての店舗で3月27日まで休業
Apple直営店は、3月27日まで休業すると発表されています。ただし、すでに休業されていた中華圏のApple直営店は、すべて営業を再開しています。
中華圏ではApple社のサプライチェーン回復に向け、オペレーションチームとパートナー各社が努力をした結果、世界規模の対応に貢献するベストプラクティスの開発に役立ったと説明。新型コロナウイルスの感染リスクを最小限に抑える最も効果的な方法は「人が密集するのを避け、人同士の距離を最大限に保つこと」としています。
3月27日までApple直営店は休業しますが、Apple オンラインストアやApple Storeアプリのサービスは継続されます。
職務上可能であればリモートワークで対応、時給で働く従業員には通常時の報酬を維持
なお全世界のAppleの事業所はすべて柔軟な働き方に移行。職務上可能であればリモートワークで対応するものとし、出社が求められる従業員は「他人との距離を最大限に保てるスペースで作業する」という指示に従うものとしている。
すべてのApple事業所内の徹底した清掃は継続し、新しい健康検査と体温チェックも導入されているとのこと。
また時給で働く従業員については、通常時と同等の報酬を受け取れるものとしている。新型コロナウイルスに由来する本人や家族の健康状態、休校に伴う子どもの世話の問題にも対応できるよう、休暇ポリシーも拡張されている。
In our workplaces and communities, we must do all we can to prevent the spread of COVID-19. Apple will be temporarily closing all stores outside of Greater China until March 27 and committing $15M to help with worldwide recovery. https://t.co/ArdMA43cFJ
— Tim Cook (@tim_cook) 2020年3月14日