Appleも「マスター」「スレーブ」など、人種差別を想起する用語を置き換え

Appleも「マスター」「スレーブ」など、人種差別を想起する用語を置き換え

「ブラックリスト」「ホワイトリスト」などの用語が人種差別を想起するとし、別の用語に置き換える動きが広がっていますが、Appleもこの流れに続き、用語の置き換えが発表されています。

「マスター/スレーブ」は「プライマリ/セカンダリ」「メイン/セカンダリ」などに置き換え

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Appleは7月16日、デベロッパー向けのガイドラインを更新し、人種差別を想起する用語を、別の用語に置き換えると発表しました。

更新された「Apple Style Guide」では、「マスター」「スレーブ」という用語は使用しないように求め、代わりに「プライマリ」「セカンダリ」、「メイン」「セカンダリ」、「ホスト」「クライアント」など、コンテキストに適した用語と代替するようにと説明しています。

「ブラックリスト」「ホワイトリスト」についても、「deny list(拒否リスト)」「allow list(許可リスト)」、「unapproved list(未承認リスト)」「approved list(承認リスト)」などに置き換えます。

しかし、これらの用語がドキュメント化されていて、コードに使用されているため変更できない場合は、コードサンプルを表示し、ユーザーが入力する必要がある項目を明治する必要があるとしています。

Twitter、Linuxなども人種差別を想起する言葉を置き換え

人種差別に反対する「Black Lives Matter」運動を受け、多くの業界でこういった用語の置き換えや使用禁止とする動きが広がっています。

Twitterや、Linux、GitHub、Microsoft、LinkedIn、Android、GO、MySQL、JP Morganなどが用語の置き換えを実施・検討する動きがあります。