Apple Vision Pro、使用に注意が必要な疾患や持病があります

Apple Vision Pro、使用に注意が必要な疾患や持病があります

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Apple Vision Proの予約が米国で開始されましたが、あわせてAppleがサポート文書を公開。Apple Vision Proを使用する前に、注意が必要な病状などを案内しています。

Apple Vision Proは空間コンピュータという新しい体験ができるデバイスですが、特定の病気や症状を持つ人はは注意が必要だと案内されています。

Appleは、転倒や発作の危険性のある人や、心臓病などの重篤な疾患を持つ人は使用前に医療機関に相談するよう求めています。

また以下の持病などは、症状が悪化したり怪我や不快感のリスクが高まる可能性があるとのこと。

  • 片頭痛や慢性頭痛
  • めまいや立ちくらみ
  • 両眼視の状態など、眼または視力の状態
  • 精神疾患
  • 内耳の疾患
  • ドライアイ、かゆみ、まぶたの腫れの既往歴がある
  • 皮膚アレルギーまたは過敏症
  • 発作
  • 平衡感覚や歩行の状態

妊娠中の人も、吐き気や平衡感覚を喪失するリスクが高まる可能性があるため注意が必要とのこと。

上記の持病や症状がある場合、医師などからApple Vision Proの使用が安全であることを確認し、デバイスは座って使用し、没入感の少ない体験から始め、短時間の利用に留め、こまめに休憩するようにと述べています。

またApple Vision Proとバッテリーには、電波を発する磁石や部品が含まれていることから、ペースメーカー、補聴器、除細動器など、近くにある電子機器の動作に影響を与える可能性があるとのこと。

ペースメーカーなどの医療機器を体に埋め込んでいる場合、Apple Vision Proを使用する前に、医療機関や医療機器の製造元に相談するようにと案内しています。