MacBook Air、iPad mini、iPad Airが次世代でOLEDディスプレイを採用へ――Bloomberg報道

MacBook Air、iPad mini、iPad Airが次世代でOLEDディスプレイを採用へ――Bloomberg報道

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Appleが、MacBook Air、iPad mini、iPad Airに有機EL(OLED)ディスプレイを搭載する計画を進めていると報じられています。Bloombergによると、まずiPad miniに採用され、順次ほかのモデルへと展開される見込みです。

Bloombergの報道によると、AppleはMacBook Air、iPad mini、iPad Airの次期モデルで、有機EL(OLED)ディスプレイへの移行を検討しているようです。関係者の話として、これらのデバイスはいずれも新しいディスプレイ技術を搭載してテスト段階にあり、従来の液晶(LCD)に比べて「より豊かな色彩と深いコントラスト」を実現するとのことです。

最初に登場するのは、早ければ2026年にも発売されるとされる「iPad mini(コードネーム:J510)」とのこと。新型ではディスプレイの改良に加えて、防水性能を強化した新デザインの筐体が検討されており、スピーカーの穴を排除した振動伝達型の新オーディオシステムもテストされているといいます。価格は現行モデルより最大100ドル高くなる可能性もあるとのことです。

iPad Airは、2026年春にLCDモデルのアップデートが予定されているものの、その次世代でOLEDへの移行を予定。iPad AirがOLEDに移行すると、iPadで唯一LCDを採用するのはエントリーモデルのみとなる見通しです。

MacではMacBook Proが初のOLED搭載モデルとして刷新される計画が進行中。さらにはMacBook Airにも導入する方向で初期開発を進めているといい、実現すれば2028年頃の投入になる見込みとのこと。それまでは現行デザインのまま、2026年春にM5チップを搭載したLCDモデルが登場すると伝えられています。

Bloombergはまた、Appleが18インチ折りたたみiPadの開発を進めているものの、発売は2029年以降に延期されたとも報じています。