新生活間近ですが、お部屋探しをするときは「名目」家賃に惑わされないようにしよう

2011年2月18日 シェア数 アイコン 24

新生活間近ですが、お部屋探しをするときは「名目」家賃に惑わされないようにしよう

新生活の時期が近づいて来たので、お部屋探しをしているかたも多いのでは?お部屋を即決する前に改めて、契約前の注意を考えてみたいと思います。

(※当たり前のことですが、大事なことなので書いてみました。過去の自分への戒めも込めて)

僕は16日で2年間住んだので、賃貸契約の更新を行いました。これが思った以上の支出でした。なんでこんなことになったのでしょうか。

見えている家賃と見えていない家賃

まずは契約の時の費用を考えます。ちなみに下記は僕の実際の家賃です。

;-) 見えている家賃

  • 賃料:72,000円
  • 管理費:2,000円
  • 敷金:148000円(2ヶ月分)
  • 礼金:148000円(2ヶ月分)

ということは初期費用を支払えば、月々74,000円を支払えばよいことがわかります。しかし、実際に契約をしてみると、下記の費用が必要なことがわかりました。

8-O 見えていない家賃

  • 火災保険料:12,000円
  • 仲介手数料:75,600円(1ヶ月分+消費税)

まるで後出しのほうにこれらの費用を請求されます。

これらが「必要な費用」であるのはわかりますが、契約前には見えづらい不透明な料金体系です。こちらは十分な注意が必要です。

ちなみに、上記の金額を2年間分(24ヶ月分)合算すると、月々の平均支払いは「85,150円」となります。また、敷金は「ハウスクリーニング費」を除いた上で返還されますので、これを考慮するために「ハウスクリーニング費」が36,000円と仮定して計算すると、月々の支払は「81,483円」です。

名目家賃の「月々74,000円」のイメージではダメなことがわかりました。実質家賃がいくらなのか?ということに注意しないといけません。

そして、注意すべきはこれだけではありません。

更新料という商慣習

多くの賃貸契約は24ヶ月ごとに更新料がかかります。なんじゃそりゃ。1ヶ月分を請求されることが多いです。しかも1ヶ月分といいながらもっと費用はかかります。

:-( 24ヶ月を超える場合にかかる家賃

  • 火災保険料:12,000円
  • 更新料:72,000円
  • 更新手数料:7,560円

ということで、24ヶ月住んだ後に、もう24ヶ月住むことを考えると、ようやく初期費用の礼金、仲介手数料が薄まってきたと思ったら、またコストがかさむのです。

48ヶ月(4年間)で月々の平均支払いを計算すると「81,483円」となります。

別物件との比較

ここでもう一つの別物件があったと仮定して比較してみましょう。

  • 賃料:78,000円
  • 管理費:2,000円
  • 敷金:80,000円(1ヶ月)
  • 礼金:0円
  • 火災保険料:6,000円
  • 仲介手数料:78,000円
  • ※残り費用は変わらず

賃料が4000円アップしていますが、敷金1ヶ月/礼金0ヶ月(※最近は増えてるんじゃないでしょうか)という良心的な設定です。また、火災保険料も良心的な6,000円であると仮定します。この額で計算すると、

  • 24ヶ月の月々平均支払は「84,475円」
  • 48ヶ月の月々平均支払は「84,158円」

となります。月々の名目家賃が「80,000円」なので、さきほどの僕の家賃よりも高く見えますが、敷金1ヶ月/礼金0ヶ月が効いて、この別物件の方が安いという計算になるんです。(※24ヶ月住むと仮定)

事前の計算が大事ですね。

サインの前に注意したいこと

まずは、

  • 「更新料」や「保険料」、そして「手数料」といった形で請求額は想像以上に「上ブレ」します。
  • 更新時に、不動産屋からは、「ごく簡単な書類手続きをしただけ」で、7,560円(0.1か月分)が請求されます。
  • 更新料が「商慣習」であろうとも、契約書に記載があり、自分でサインをしていたら逃れられません。

最後にもう一度契約書を読もう

僕の契約書にはこのような記載がありました。

  • 更新料は新家賃の1ヶ月分を支払うこと。
  • 退去時はハウスクリーニング料を負担すること。
  • 更新手数料は更新料の10%と致します。

自分でサインしていたら、逃れられません。

なので、何度も言うようですが、これらのことに気をつけましょう。

  • 月々の支払額だけを見るのはやめて、周辺のコストも計算しよう
  • 何年間住むか?見積もって、初期費用(敷金/礼金/仲介料)と更新手続き費用も含めて計算をしよう

皆さんは、契約するその場になって、諸費用の詳細を知るのではなく、事前に十分なヒアリングを行ってみるのがよいと思います。では。