台風の名前の決め方は「140個の名前が順番」、決めているのは「台風委員会」

2018年の台風5号は「マリクシ」という名前でしたが、台風6号は「ケーミー」になります

台風についている名前って誰がどうやって決めているんだろう？と思い調べてみると、台風の名前を決めているのは「台風委員会」という組織でした。

台風委員会とは、日本を含む14カ国が加盟する台風防災に関する各国の政府間組織。委員会に加盟する国が予め140個の名前を用意して、台風の発生順に名付けているのだそう。140番目までいったら1番目に戻るというループになっています。

2018年6月8日に発生し、日本にも接近し伊豆諸島などに大雨をもたらした「台風5号」は「マリクシ」という名前がつけられており、フィリピンが命名した名前で「速い」という意味の言葉だそう。

決められいている台風の名前「140個」と「言葉の意味」

台風委員会で決められいてる台風の「名前」やその「言葉の意味」について気象庁が一覧にして公開しています。なぜか日本は「星座の名前」をつけています。

なお大災害をもたらした台風などは、以降の台風でその名前を使用しないように変更することもあるとのこと。

また、台風委員会は「北西太平洋または南シナ海で発生する台風」に関する組織であるため、別の領域で台風になった場合は、この"名前ルール"に該当せず、発生した領域の気象機関が名付けた名前を利用することになっています。