Appleが9月20日リリースした「iOS 13」では、AirDropの受信時に送られてくる画像が表示されないように変更されています。AirDropを使った痴漢行為はたびたび問題になり、書類送検される事例も報じられていました。
iOS 13で「AirDrop痴漢」被害の心配は不要になりました
Appleが9月20日にリリースした「iOS 13」では、AirDropの仕様が変更され、受信時に送付されてきた画像のプレビューを表示されなくなりました。
AirDropはiOS 7以降で導入された機能で、送信元と送信先の両デバイスでWi-FiとBluetooth がオンになっている状態で、9 メートル以内にいれば、写真やビデオなどを送信できるというもの。電車の中や町中でAirDropを使ってわいせつな画像を送りつける「AirDrop痴漢」が話題となり、国内では書類送検された事例も報じられています。
先日僕が新幹線で携帯電話を見ていると突然、ブブッ!!!と携帯画面にAirDropの受け入れますか画面が現れました。
— 加藤 諒 (@kato_641) 2018年10月14日
そこに写ってた写真は・・・
新幹線で携帯電話をいじっている僕の後ろ姿だったのです。
コレって最近話題の『AirDropハラスメント』ですかね???笑
ストーカー???笑#AirDrop痴漢
問題となっていた「AirDrop受信時に送付されてくる画像などが表示されてしまう」という仕様で、iOS 13ではこの仕様が変更され受信前の画像は表示されないように変更されています。
iPhoneのAirDrop機能の仕様が、iOS 13になって変わったようです。iOS 12までは、送られてくる写真が事前に見られるようになっていました。iOS 13になると、送られてくる写真は事前には見えません。つまり、iOS 13にアップデートしておけば、いわゆる「AirDrop痴漢」の被害には遭わないということです。 pic.twitter.com/6m9pha5TMM
— IPA(情報セキュリティ安心相談窓口) (@IPA_anshin) 2019年10月8日
これまで「AirDrop痴漢」被害を防ぐためには、「AirDropを使わないときは『受信しない』という設定にする」という方法が確実でしたが、iOS 13にアップデートすれば被害を受ける心配はなくなりそうです。(うっかり受信を「許可」してしまう可能性はありますが)
「AirDrop」を使った面白い事例や企画も
AirDropに関連した迷惑行為としては「AirDropナンパ」なども話題となっていましたが、AirDropを使ったユーモアのあるイタズラや企画なども注目を集めています。
初めてAirDropナンパ?というものをされた
— 利咲♛Lisa (@himeringo908) 2019年5月7日
メモを送信してくるという…
新手というより文明の利器! pic.twitter.com/DZgBoLdd7j
遅延した有楽町線内で初めてAirDrop痴漢(?)をされたんだけど普通に笑ってしまった pic.twitter.com/3qSxiItstp
— たっつー (@tattsu_fumi) 2019年2月21日
会社の上司が小田急線でAirDropテロで思わず受け取ってしまったらしいんですが、この #だれかの物語 という画像、クオリティ高くない…?
— りょかち (@ryokachii) 2019年6月16日
昨日の雷、とか、梅雨、とか、まさに今日のためにあるような文章なんだけど、まるで電車の広告みたいだ…誰かほかに受け取った人とかいるのかな? pic.twitter.com/DUYTvzSgr8
『猫の画像ください』を端末の名前ににし
— 百花 繚乱 (@ryouran2525) 2019年8月21日
知らない人からエアドロップで猫画像もらう危険な遊びをしてます。
電車内で沢山くれた人、
ありがとうw pic.twitter.com/ZcsPzhV4QK