「iPhone 12」ペースメーカーなどに影響、15cm以上離してと注意喚起

「iPhone 12」ペースメーカーなどに影響、15cm以上離してと注意喚起

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Appleは1月23日、「iPhone 12」シリーズに搭載されたMagSafeやMagSafeアクセサリーが、植込み型ペースメーカーや除細動器などの医療機器に干渉する可能性があるとして、安全な距離を保って利用するよう、サポートページを更新しました。

「MagSafe」がペースメーカーなど医療機器に干渉する可能性

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「iPhone 12」シリーズでは、磁石でアクセサリーや充電を可能とするMagSafeが搭載されていますが、この磁石が植込み型ペースメーカーや除細動器などの医療機器に干渉する可能性があるとして、安全な距離を保って利用するようにサポートページを更新しています。

Appleは、「iPhone 12 の全モデルは、それ以前の iPhone モデルよりも磁石の内蔵量が増えましたが、以前の iPhone モデルと比べて医療機器への磁気干渉リスクが高まることは予測されていません」と説明。

その上で、植込み型ペースメーカーや除細動器などの医療機器には、磁石や電波に反応するセンサーが組み込まれれていることがあるとし、これらの医療機器と接触を避けるため、iPhone 12やMagSafeアクセサリーは、15cm以上(ワイヤレス充電をする場合は30cm以上)距離を保つようにとしています。

距離を保つ必要があるかどうか、詳しくはかかりつけ医やメーカーに問い合わせを

医療機器を利用しているユーザーが、iPhoneとの間に安全のために一定の距離を保つ必要があるかどうかなど、詳しいことは、かかりつけ医や医療機器メーカーに問い合わせるようにも案内。医療機器干渉している疑いがある場合は、iPhoneの使用を控えるように推奨しています。

日本語版のサポートページは記事公開時点では更新されていません。