AppleのBeatsブランドから、新型の完全ワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds」が正式発表され、今夏より発売すると案内されています。AirPodsシリーズと比較して何が違うのか、簡単に比較してみます。
「Beats Studio Buds」はコスパ良し!ただし機能的にはAirPodsに負ける
Beats by Dr. Dreの新型ワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds」が、今夏より発売すると発表されました。
Beats by Dr. DreはAppleに買収された以降も大きな製品ラインナップの変更は行われておらず、Appleのテクノロジー部分が追加されていっています。
そのためApple Musicで提供開始された「空間オーディオ」や「探す」アプリでの追跡などに対応。しかし、AirPodsのような音楽が再生している接続先を切り替えてくれる「自動デバイス切り替え」には対応していません。
バッテリー持続時間はイヤホン単体ではAirPods Proより長く、最長8時間再生。充電ケースを含む最長視聴時間の差はほとんどない。残念ながら充電ケースのワイヤレス充電には対応せず、有線での充電が必要。
またAirPods Proと同じくアクティブノイズキャンセリング(ANC)と外音取り込みモードを搭載しています。
大きなポイントは17,800円という価格。自動デバイス切り替えや自動耳検出での再生/一時停止には対応していないませんが、AirPodsよりも安く、Apple Musicの空間オーディオも視聴できるのは大きなアドバンテージでしょう。
「Beats Studio Buds」をAirPodsシリーズと比較
Beats Studio Buds | AirPods Pro | AirPods | |
---|---|---|---|
価格 | 17,800円 | 30,580円 | 19,580円 |
バッテリー※イヤホン単体 | 最大8時間 | 最大5時間 | 最大5時間 |
ワイヤレス充電 | ☓ | ○ | ☓ * |
自動耳検出 | ☓ | ○ | ○ |
空間オーディオ | ☓ | ○ | ○ |
ノイズキャンセリング 外部音取り込みモード | ○ | ○ | ☓ |
「探す」アプリの追跡 | ○ | ○ | ○ |
ワンタッチペアリング | ○ | ○ | ○ |
自動デバイス切り替え | ☓ | ○ | ○ |
HeySiri | ○ | ○ | ○ |
耐汗耐水性能 | IPX4等級 | IPX4等級 | ☓ |
カラー | ブラック ホワイト Beatsレッド | ホワイト | ホワイト |
* AirPodsはワイヤレス充電ケース(別途購入)で、ワイヤレス充電に対応します。