Apple、A13チップを内蔵した外部ディスプレイをテスト中か

Apple、A13チップを内蔵した外部ディスプレイをテスト中か

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Appleが、Neural Engine(機械学習専用コア)を搭載したA13チップが内蔵されている外部ディスプレイを、内部でテストしているようです。9to5Macが伝えています。

Appleが新たな外部ディスプレイをテスト中という噂

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Pro Display XDR

9to5Macによると、AppleはNeural Engine(機械学習専用コア)を搭載したA13チップ内蔵の新しい外部ディスプレイを、社内でテストしているそうです。

新しいディスプレイのコードネームは「J237」と呼ばれ、現時点で詳細な技術仕様などは不明。ディスプレイにはAppleシリコンが搭載される計画で、現在テストされているのはA13 Bionic。

A13はiPhone 11シリーズに搭載されているSoCで、Neural Engine(機械学習専用コア)が搭載されています。Appleは安価な外部ディスプレイを開発中だと伝えられていますが、9to5Macはこの新しい外部ディスプレイを、Pro Display XDRに代わるモデルになる可能性があると予測しています。

以前からあったGPU内蔵の噂。今度はSoC内蔵ディスプレイに期待

Appleは2016年に「Thunderbolt Display」を販売を終了。当時は、Appleが5KでGPU内蔵の新型ディスプレイを開発中という情報が伝えられていましたが、結局GPU内蔵ディスプレイは登場せず、2019年にPro Display XDRが発売されました。

新たな外部ディスプレイの情報では、GPUではなくSoC内蔵という情報です。情報が正しければ、ディスプレイの出力にかかるCPU/GPUの負担が軽減できるようになるでしょうし期待は高まります。

ですがPro Display XDRに代わるモデルだとするとめちゃくちゃなお値段になりそう。