Appleはワイヤレスイヤホン「AirPods」に、体温計や姿勢のモニター機能を追加し、健康管理に役立つデバイスにすることが検討されているようです。WSJが報じています。
将来的に「AirPods」も健康管理ガジェットに?
The Wall Street Jornalによると、Appleはワイヤレスイヤホン「AirPods」に健康管理を支援する機能を検討しているようです。
WSJによると、AirPodsで体温を計測したり、姿勢をモニターしたり、聴力を補助(補聴器)したりする機能が含まれる可能性があるということです。
これらの機能について「来年までには期待できない」といい、「時期が変わる可能性もある」と伝えています。
聴力を補助する機能としては、AirPods ProにはiOS 15で「会話を強調」機能が追加されていますが、この機能とは別のものかは不明です。
iPhoneを使った、うつ病や認知機能低下の診断支援も開発中
WSJは先月、「iPhone」を使ってうつ病や認知機能低下の診断を支援する技術の開発に取り組んでいると報じています。
移動や身体活動、睡眠パターン、文字入力の仕方などを含む一連のセンサーデータを活用するのだそう。Appleはユーザーのプライバシー保護に注力していることから、この機能はAppleのサーバーにデータを送信するのではなく、iPhone上で機能するものになると予測されます。