上海のロックダウンの影響で、「iPhone 14」シリーズの少なくとも1つのモデルが、開発スケジュールに約3週間の遅れが発生していると伝えられていましたが、Haitong International SecuritiesのアナリストJeff Pu氏の最新レポートによると、遅れが発生しているのは「iPhone 14 Max」だそうです。
新しく追加される「iPhone 14 Max」の開発が遅れているのだそう
Haitong International Securities(海通証券)のアナリストJeff Pu氏による最新レポートによると、「iPhone 14 Max」の生産が3週間遅れていると説明されているようです。9to5Macなどが伝えています。
昨日には日本経済新聞およびNIKKEI Asiaが、「iPhone 14」シリーズのうち、少なくとも1つのモデルの開発スケジュールが、約3週間遅れていると報じていました。
iPhone 14、少なくとも1つのモデルが開発に遅れが発生しています――日経「iPhone 14 Max」は、廃止される「mini」の代わりに追加されるモデルで、6.7インチのディスプレイを搭載したモデル。これまでの情報では、iPhone 14/iPhone 14 Maxは、最新のチップではなく、iPhone 13と同じA15チップが搭載されるとみられています。
Jeff Pu氏は、上海のロックダウンの影響でiPhone 14 Maxの生産が遅れるにも関わらず、Appleは年内に9100万台のiPhone 14を製造すると予測。これは、2021年のiPhone 13出荷量を上回るとのこと。
またiPhone 14の開発スケジュールの遅れが、Appleの「iPhone 14」正式発表のスケジュール延期につながるかは不明としています。
Appleは2020年、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、例年9月に開催していた新型iPhoneの発表イベントを10月に延期。発売日も10月と11月に分けるという、異例のスケジュールに変更しました。
2020年のスケジュール変更時は、Appleの第3四半期決算説明会の質疑応答で、ルカ・マエストリCFOが「今年は新製品の供給が例年より数週間遅れる」と明らかにしていました。
iPhone 14 Maxだけが初回出荷量が少なかったり、発売スケジュールが遅れたりする可能性もありそうですね。