MetaのTwitterクローン「Threads」が一時的に公開。Twitter障害はバグによるセルフDDoSか

MetaのTwitterクローン「Threads」が一時的に公開。Twitter障害はバグによるセルフDDoSか

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Twitterの障害が盛り上がっていますが、FacebookやInstagramを運営するMetaが開発中のTwitter競合アプリ「Threads」が、Google Playストアに一時的に公開されていたようです。

Alessandro Paluzzi氏のツイートより

Twitterに障害が発生し、多くのユーザーに対して制限を設けています。

イーロン・マスク氏は制限の理由について「極端なレベルのデータスクレイピングとシステム操作に対処するため」と説明していますが、フリーランスの開発者であるSheldon Chang氏は、Twitter自身がDDoS攻撃を発生させていると指摘。「信じられない。素人同然だ」と述べています。

このTwitterのトラブルの裏で、FacebookやInsatgramを運営するMetaは、かねてより開発中と伝えられているTwitterクローンとも言える競合アプリをGoogle Playストアに公開していたようです。

現在は取り下げられていますが、すでにアプリは公開できるレベルにまで完成されていると考えられるため、間もなく正式リリースされる可能性があります。

多くのユーザーに影響のあったTwitterの制限ですが、このタイミングで別のSNSに移行を検討している人も多いようです。

Blueskyは記録的なトラフィックの増加があったようで、現在は招待コードを持っていてもサインアップができない状態になっています。Misskey.ioもユーザー急増でサーバーがパンクし、支援してくれるユーザーを優先的に招待処理するようにしているようです。

MetaのThreadsは、多くのユーザーからTwitterからの移転先として有力候補になるでしょうから、Twitterのトラブルが続いている今こそリリースに期待ですね。