
Appleが次世代Siriの刷新に向け、Googleの生成AI「Gemini」を採用する可能性が伝えられています。Bloombergの報道によれば、Appleは自社開発モデルと外部AIの両面で検討を進めており、決定は数週間以内に下される見通しです。

Appleが音声アシスタント「Siri」を刷新し、2026年に「よりパーソナライズされたSiri」のリリースが予定されていますが、次期SiriはGoogleの生成AI「Gemini」を基盤として採用する可能性があるとBloombergが報じています。
「よりパーソナライズされたSiri」は2026年春のiOS 26.4でリリース予定関係者によると、AppleはGoogleに対し、カスタムモデルを構築し来年以降の新Siriに搭載する案を打診しているといいます。GeminiはAppleの「Private Cloud Compute」上で動作する想定で、ユーザーのデバイス上ではなくサーバー側で処理される見込みだということです。
AppleはこれまでAnthropicの「Claude」やOpenAIの「ChatGPT」との提携も検討しているとの情報もあり、現在は自社モデルを使った「Linwood」と外部モデルを用いる「Glenwood」という2種類のSiriを並行開発しているとBloombergは報じています。