Evernoteを挫折した人、僕ともう1度本気になって挑戦してみませんか?[運用時のポイント]

Evernoteを挫折した人、僕ともう1度本気になって挑戦してみませんか?[運用時のポイント]

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@JUNP_Nです。Evernoteを挫折した僕がもう1度本気になってEvernoteに挑戦してみる企画の第3弾。

第1弾、第2弾ともに色々なご意見をいただきました。ありがとうございます。第3弾では「運用ルール作り編」「環境作り編」を踏まえて僕がEvernoteを使っていて気をつけていることなんかを紹介します。

目次

  1. Evernote企画 第1弾/第2弾の振り返り
  2. ポイント1:「ダブル・インボックスシステム」の導入(情報整理のタメの工夫)
  3. ポイント2:手帳/メモなどを写真に撮ってEvernoteに送っておく(少しの意識で便利になる)
  4. ポイント3:本気になってから1ヶ月続けてみると、もうEvernoteが手放せなくなるはず(Evernoteに価値を与えるにはここが勝負)
  5. それでもEvernoteを使うのが難しい人にオススメしたいEvernote術

Evernote企画 第1弾/第2弾の振り返り

第1弾では「Evernoteを自分のリファレンスマニュアルのようにしたい」(若干意味不明)ということを決め「ノートブックのタグの使い分け」について考え直して見ました。

Evernoteを挫折した人、僕ともう1度本気になって挑戦してみませんか?[運用ルール作り編] * 男子ハック
話題だったし、iPhone買ったし、みたいな理由でEvernoteを使い始めたけれど使いこなせなくて中途半端になって挫折したって人結構いませんか?ちなみに僕もそのうちの1人です。

 

第2弾では「Evernoteにどうやって情報を集約させるか」ということを考えて環境を作り直してみました。iPhoneから外部連携サービスを使ってEvernoteに投げ込まれるのはTwitterのつぶやきと、TumblrのReblog。はてなブックマークはMacで処理した方が断然早いのでMacから。基本的に僕は怠け者なので「はてなブックマーク」「Tumblr」「Twitter」の内容がEvernoteに自動的に放り込まれるようにしました。

この自動化の利点は普通に「Twitter」「tumblr」「はてなブックマーク」を使っているだけでEvernoteに価値を与えていくこと。そしてどのWebサービスで見つけた情報もEvernoteを探せば見つけることができることです。

ちなみに、それ以外のメモなんかを送るにはiPhoneアプリを利用することにしました。

Evernoteを挫折した人、僕ともう1度本気になって挑戦してみませんか?[環境作り編] * 男子ハック
第1弾がそこそこ評判がよかったみたいなので調子にのって続編です。今回はEvernotoを取り巻く環境を作り直してみたので紹介します。

 

ポイント1:「ダブル・インボックスシステム」の導入(情報整理のタメの工夫)

「Webからの情報」と「思いついたメモやタスク」をひとつのノートブックに突っ込んでしまうと後で整理がしにくい上に手間がかかる。「ダブル・インボックスシステム」は「Webからの自動的に送られるように設定したノート」と「自発的/手動で送ったノート」を別々のノートに入れるようにしよう!という考え方。

何が優れているかというと「今処理しなければいけないもの」と「処理は後でいいもの」が別々になるということ。Evernoteを使いこなしてやろうと思うとついて回るのがノートブックの整理。これを導入したことで忙しくてEvernoteを整理できない日ができてもinboxの中身がカオスな状態にならなくなりました。

もちろんこんな目から鱗なアイデアは僕のアイデアではありません。Evernoteと言ったらあまりにも有名な以下のブログで詳細に説明されているので是非参考にしてみてください。

R-style » Evernote企画4th:第三回:現在のノートブックと運用法(下)
かなり多くの情報をEvernoteに投げ入れています。そのとき問題になってくるのが「整理」です。情報と整理の関係は、いつでも私たちの前に立ちはだかります。 そこで考えついたのが、入ってくる情報によってinboxを分けると言うやり方。 Evernoteに入ってくる情報を、「タスク」などの短期で処理しなければならないものと、「クリップ」などの早期に処理することは求められていないもの、にわけそれぞれにinboxを割り当てるという方法です。

 

ラシタ先生に教えてもらったEvernote「ダブル・インボックスシステム」が快適すぎる件 | goryugo, addicted to Evernote

整理しなくてもなんとかなるEvernoteだけど、すぐに処理したいような「新鮮な情報」は整理しなくてもすぐに見られる状態にしておきたい。 自動ダブル・インボックスを使うことで、これらの手間が大幅に解消される。Webクリップは気が向いたときに見ればいいし、それ以外は常にすぐに見られる場所にある。あとで処理すればいいものを、自動で後回しに出来る。 情報の種類に応じて、最初に入ってくる入れ物を自動でわけられる。これがもの凄く快適。

 

ポイント2:手帳/メモなどを写真に撮ってEvernoteに送っておく(少しの意識で便利になる)

EvernoteはJPG画像も文字認識してくれる便利なツール。(精度はそんなによくないですが)これは積極的に使わない手はないですね。

単純なテキストや写真を送るだけじゃなくて、1日の終わりには手帳を写真に撮ってEvernoteに送るようにしています。これが何より便利。昨年に男子ハックを立ち上げてからネタ帳として「ほぼ日手帳」に日々書き込んでいます。それを写真にして送っておく。

写真に撮る前に自分流のタグを手書きで書いておくと後で情報を探し出すのが楽ちんになります。

ちなみにこんな画像も入れていつかは@OZPA氏のように・・・。

参考になりすぎるEvernote活用例3 – @OZPAのラーメン - | goryugo, addicted to Evernote
タイトルは「趣味としてのEvernoteの使い方 ~ラーメンノートブック編~」

目指せ自分のラーメンデータベース?!

ポイント3:本気になってから1ヶ月続けてみると、もうEvernoteが手放せなくなるはず(Evernoteに価値を与えるにはここが勝負)

Webからの情報は自動的にEvernoteへ、そして自分の手帳を写真でパシャパシャ撮って、メモも送って、なんて1ヶ月もやってればあっという間に情報は溜まります。でも習慣になっていない頃はEvernoteに送るという行為がなかなか身につかない。たぶんここで挫折する。

Evernoteの便利さは多くの情報が集約されて、それを"いつでも""どこでも"呼び出すことができることだと思うんです。情報量が少ない内はEvernoteの価値は少ないですよね。

なので最初の1ヶ月が勝負です。Webサービスからの情報は自動化してEvernoteに送っているから良いけれど、それ以外のノートは1ヶ月がんばって意識的にやってみてください。きっと多くのノートが溜まってきているはずです。

情報が溜まっていけば自然とEvernoteに送る習慣ができると思います。

それでもEvernoteを使うのが難しい人にオススメしたいEvernote術

まずはEvernoteを使ってみること。先ほども名前が出てきた@OZPA氏がオススメするのが「スリーノートブックシステム」です。

(via OZPAの表4

これはわかりやすいですね。とりあえずEvernoteに情報を入れる、そこからは2択です。「後で見るかも」「後で見ないかも」のどちらかに振り分けるだけ。

情報が溜まってからノートブックを整理したい!と思ってからノートを増やしたり、タグを使ってみたりすればいいじゃない!という発送。

[図解]Evernoteビギナーにおくる超簡単な整理術!「3ノートブックシステム」の使い方
Evernoteを使おうという人が増えた、裾野が広がっていることを実感し大変に嬉しいのですが、確かにノートブックの整理はEvernoteを始める上での壁となりがちなんですよね。 そこで、人に何か教えられるほど修めてはおりませんが、色々な方の意見も総合した上での「Evernote初心者の方にオススメ!のノートブックセットアップ術」を記しておきたいと思います。

 

Evernote企画も少しずつ実際の運用に近づいてきました。第4弾で「Evernoteを挫折した人〜」企画はおしまいの予定です。

今まではEvernoteに情報を入れるお話ばかりでしたので、第4弾ではEvernoteから「情報をアウトプットさせる方法」を紹介できたらと思っています。

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