関西人が関東に来ると自動改札でハマる?交通系ICカードの初乗りルールの違いに注目

関西人が関東に来ると自動改札でハマる?交通系ICカードの初乗りルールの違いに注目

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@JUNP_Nです。Twitterで「上京した時いつものクセで通り抜けようとしたらSuicaペンギンに改札ラリアットを食らう大阪の人」と、投稿された画像が注目を集めています。各地の交通系ICカードで初乗りに違いがあったなんて知らない人のほうが多いのでは?

関西「ICOCAならチャージ0円でも改札通れる」、関東「Suicaは初乗り運賃が必要」

Kaisatsu

Twitterで神崎タタミさん(@_nozui_)が投稿した、関東と関西の自動改札(交通系ICカード)の違いについてを描いたイラストが話題になっています。

神崎さんは「上京した時いつものクセで通り抜けようとしたらsuicaペンギンに改札ラリアットを食らう大阪の人」というコメントと共にイラストを投稿。

関西では初乗り時に残高が4円でも自動改札を通れるのに対し、関東では初乗り運賃がないと自動改札に阻まれることを指摘しています。

この関東と関西の交通系ICカードの違いは、1月にも話題に。Twitterでは「知らなかった」「『すまんな』『ええんやで』の精神」など、様々な意見が寄せられ、投稿は26.9万リツイートを超えています。

交通系ICカードはSuica、ICOCAだけでなく、各地のカードで初乗り時に必要な運賃が違うのだとか。

Kitaca(JR北海道)は初乗り運賃が必要、manaca(名古屋)は0円でOKなど各地で違い

各地で発行されている交通系ICカード。上記のように、地域によって駅での初乗り(入場)時にはルールが違うようです。

初乗りで「初乗り運賃」が必要なのは、SuicaとPASMO以外にはJR北海道の「Kitaca」だけ。またICOCAでは1円でもお金がチャージされていればOKですが、はやかけん(福岡)では10円が必要なのだそう。

カード名(発行元)最低限必要なチャージ残高
Kitaca(JR北海道)初乗り運賃
Suica(JR東日本)初乗り運賃
PASMO(関東私鉄)初乗り運賃
TOICA(JR東海)0円
manaca(名古屋鉄道)0円
ICOCA(JR西日本)1円
SUGOCA(JR九州)10円
はやかけん(福岡市交通局)10円
PiTaPa(関西私鉄)10円
nimoca(西日本鉄道)10円

関東在住でもうっかりチャージ残額不足でハマりがちな自動改札。関東で電車に乗る時には、事前にチャージ、もしくはオートチャージの設定をしておくといいかもしれません。