ネット史上最速&最大規模のドルガバ炎上事件はなぜ起こったのか、原因はステファノ・ガッバーナ氏の侮辱発言

シェア数 アイコン 62

ネット史上最速&最大規模のドルガバ炎上事件はなぜ起こったのか、原因はステファノ・ガッバーナ氏の侮辱発言

インターネット史上、最速で最大規模の炎上事件となってしまった11月21日に発生した「Dolce & Gabbana」(以下、ドルガバ)の騒動。わずか数時間のうちに炎上は中国全土に広がり、中国市場からドルガバが消える事態となりました。

ドルガバ炎上事件の原因はステファノ・ガッバーナ氏の侮辱発言

dolce-and-gabbana-china
炎上のきっかけとなったSNSに投稿された動画

11月21日、「Dolce & Gabbana」デザイナーのステファノ・ガッバーナ氏のInstagramから中国を侮辱するようなメッセージが送信されたことが炎上。

同日に中国・上海で開催予定だったファッションショーが開催中止となり、中国市場からもドルガバ製品が消えるという事態に発展。インターネット史上、最速で最大規模の炎上事件となりました。

ドルガバのSNSアカウントがアジア人をバカにしたようにも見える動画を投稿し炎上(元投稿が削除されたので@diet_pradaによる再投稿が以下)

ドルガバを創立したデザイナー、ステファノ・ガッバーナ氏が中国を侮辱する発言がリークされ炎上

同日開催予定だったショーに参加予定のゲストが相次いで不参加を表明しショーが中止に

ステファノ・ガッバーナ氏とドルガバ公式アカウントがハッキングされていたと主張するもさらに炎上

日本でもBTS(防弾少年団)が”原爆Tシャツ”を着用していたとして炎上。昨年には欅坂46がナチス風の衣装が世界中から批判が殺到するなど、文化背景を問題にした炎上騒動は起こっています。

今回のドルガバ炎上騒動はなにが問題だったのか。日系企業の中国進出などに携わっているというDIGDOG Ilc. CEOの陳暁夏代さん(@chinshonatsuyo)さんが、一連の炎上の経緯をとてもわかりやすく解説しています。

「中国人の圧倒的な愛国心」「中国人の野次馬心理と連携の仕組み」「決裁権が個人レベルにあること」

陳暁夏代さんの解説によると、騒動の原因はステファノ・ガッバーナ氏の発言。問題発言をうけ、中国人がどう感じ、モデルやタレントがショーをボイコットするという意思決定が圧倒的スピードで決定された背景が解説されています。

ドルガバとステファノ・ガッバーナ氏はアカウントがハッキングされたと主張し、現在調査中だと説明し謝罪もされています。

ハッキングがどうあれ、ユーザー視点では「ステファノ・ガッバーナ氏のアカウントから問題発言が行われた」という事実しか見えませんし、言い訳のように見えてしまうことも事実。

真実が「ステファノ・ガッバーナ氏の問題発言」「アカウントのハッキング」のどちらかは証明は難しそうですが、こういった事象が起こる可能性はすべての分野で存在しています。

(追記)ドルガバ創設者のデザイナー、ドメニコ・ドルチェ氏とステファノ・ガッバーナ氏が謝罪動画を公開

一連の騒動をうけ、Dolce & Gabbanaの創設者でデザイナーのドメニコ・ドルチェ氏とステファノ・ガッバーナ氏が、YouTubeなどに謝罪動画を公開しました。

動画ではドメニコ・ドルチェ氏とステファノ・ガッバーナ氏が並んで「中国の文化を解釈する上で表現に間違いがあった」などと説明し、動画の最後では中国語で「対不起」(申し訳ありませんでした)と謝罪しました。