綜合警備保障株式会社は2月27日、ALSOKの制服を着用した男性の不適切な動画が拡散していた件について、動画の人物はALOSO兵庫株式会社の元社員であったことを明らかにし、謝罪しました。
ALSOK社員が「巡回中にやってはいけないこと」を行いSNSに投稿
綜合警備保障株式会社(ALOSK)は2月27日、ALSOKの社員と見られる男性が不適切な行為を行っている様子を動画に撮影し、SNSに投稿していた問題について謝罪しました。
男性はALOSK兵庫株式会社の元社員だといい、動画では「巡回中にやってはいけないこと」として、「叫ばない」「右曲がる時に左の合図を出さない」「あまりクラクションを鳴らさない」などと説明しながら、それぞれを実演していました。
動画はInstagramの投稿されたことで判明。その後、Twitterに転載され拡散されていました。ネット上では「こんな人を雇っているALSOKにオリンピック任せて大丈夫なのか」などといった声もあがっていました。
ALOSKは「関係者の皆様方に不快な思いをさせてしまいましたことを誠に申し訳なく、衷心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、「このたびの事態を重く受け止め、あらためてグループ会社を含む社員教育を徹底し、再発防止に取り組んでまいります」としています。
2月から不適切動画の投稿が急増?
2月になってから従業員などによる不適切動画がネット上に拡散され、企業が謝罪するという案件が急増。多くはInstagramやTik Tokといった拡散されにくいSNSに投稿された動画が、拡散されやすいTwitterに転載され拡散されています。
相次ぐ不適切動画の拡散は、「以前から露見しにくい場所では不適切動画は存在していたものの、炎上動画をメディアが取り上げ話題になるため、さらに不適切動画が増える」といった指摘もあがっています。
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