アウトドアメーカーの「Patagonia」(パタゴニア)が手がける食品部門「プロビジョンズ」で販売されているクラフトビールに白ビールが新登場しました。その名も「ロング・ルート・ウィット」。伝統的なベルギーの白ビールをアメリカ北西部スタイルにアレンジしたという商品。早速飲んでみました。
パタゴニアが作るクラフトビールに「白ビール」が登場
アウトドアメーカー「パタゴニア」が展開する食品事業「パタゴニア プロビジョンズ」から4月25日、新たなクラフトビール「ロング・トール・ウィット」が発売されました。
パタゴニアのクラフトビールは「ロング・ルート・エール」が2016年10月に発売されており、発売当初は入手困難になるほどの人気でした。現在はパタゴニアのオンラインストアや直営店でも購入できます。
「1杯のビールで、地球を救う。」をコンセプトに誕生したパタゴニアのビールは「カーンザ」という穀物を利用していることが特徴。農薬が不要で少量の水で育つカーンザを使うことで温室効果ガスの排出量を抑えたり、土壌内の生物の多様性を回復させたりすることができるのだとか。
「カーンザ」を使用することで、麦芽使用率が50%未満となるため、日本では「発泡酒」に分類されますが、味わいは美味しいクラフトビールそのものです。
第1弾の「ロング・ルート・ペールエール」と比べると爽やかなビール
新発売の「ロング・ルート・ウィット」は伝統的なベルギーの白ビールをアメリカ北西部スタイルにアレンジした商品ということもあって、第1弾の「ロング・ルート・ペールエール」と比較すると爽やかな味わい。
「ロング・ルート・ペールエール」もクラフトビールにありがちな独特なクセが少ない印象でしたが、「ロング・ルート・ウィット」はさらにクセが少ない印象。
「クラフトビールが好き」という人にはペールエールのほうが好みかも。難点はお値段が少しお高めな475円(355ml)という点と、買えるお店が少ない点。
とはいえ手軽に買える「パンク IPA」をつい買っちゃうんですけどね。パタゴニアのクラフトビールは「パタゴニア公式オンラインショップ」もしくはパタゴニア直営店などで購入できます。