「ミス慶応」今年は2人に?主催する2団体が弁護士を立て争う騒動に、候補者のTwitterアカウントは凍結も

「ミス慶応」今年は2人に?主催する2団体が弁護士を立て争う騒動に、候補者のTwitterアカウントは凍結も

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女子アナウンサーの登竜門とも言われる「ミス慶応」ですが、2019年は2団体が「ミス慶応」を主催し、それぞれの団体が弁護士を立て争う騒動に発展。一方でコンテストのファイナリストはTwitterアカウントが凍結されるなど、別方向でも騒ぎが起こっているようです。

2016年の集団暴行事件で運営団体が変わった「ミス慶応」が騒動

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ミス慶應コンテスト2019公式サイト | ミス慶應コンテスト2019実行委員会

かつては「女子アナウンサーの登竜門」とも呼ばれ、テレ朝の竹内由恵アナやTBSの青木裕子アナを送り出してきたミス慶応コンテストですが、2019年は2つの団体が「ミス慶応」を主催する騒動になっています。

ミス慶応は、2016年にミス慶応の主催サークル「慶応大学広告学研究会」の男子学生6人が、女子学生を酒に酔わせ集団で乱暴したとして、集団準強姦罪で書類送検されたことを受け中止に。

2017年には「慶應ジャーナル」というサークルが主催する「Miss KJ Contest」というコンテストが開催されましたが、2018年には「ミス慶應コンテスト2018実行委員会」と名乗る団体がミス慶應を開催していました。

そして2019年。2018年にミス慶応を開催した団体が主催する「ミス慶應コンテスト2019」だけでなく、学生団体「KOPURE」が主催する「ミス慶應コンテスト2019」も登場し、まさかの「ミス慶應が2人誕生する」可能性も浮上してきました。

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ミス慶應コンテスト2019 | MISSPORTAL

「ミス慶應コンテスト実行委員会」主催のミス慶應は、女性ファッション誌「Ray 」が密着取材を行うことや、モデルプレスなどの媒体が紹介。またフジテレビ アナトレなど多くの企業が協賛し、グランプリ・準グランプリには賞金も出る模様。

一方で「KOPURE」主催のミス慶応は、元エビ中リーダーの宮崎玲奈や、キンプリ神宮寺勇太の元カノとネットで噂になった人物などが参加。企業からの協賛は受けず、学生だけで運営しているため、賞金などは用意されてないようです。

異例の事態にネット上では「きな臭くなってきた」などといった声もあがるなか、ミス慶應コンテスト実行委員会はKOPUREに対し「ミス慶応コンテスト 2018の開催実績のない、学生団体KOPUREが、ミス慶応コンテスト2019という同じ名称で、募集を開始した」と弁護士を通じて内容証明を送ったと発表。

KOPUREは誤解を与えてしまったと謝罪したうえで、「ホームページ及びSNS上にて、昨年の運営団体とは異なる旨を重ねて告知しており、ミス慶應コンテスト 2019(または 2018)実行委員会の信用を不当に毀損する行為は一切行っておらず、その意図も全くございません」と説明。

その上で「弊団体において弁護士に相談致しましたが、ミス慶應コンテストないしそれに実施年を付した名称は特定の団体が独占使用する性質のものではなく、また、弊団体のホームページにおいて信用を害する違法な行為は認められないとの回答をいただいております。ミス慶應コンテスト 2019 実行委員会の代理人からのご指摘については、弊団体においても今後弁護士に一任し、適切に対応してまいる所存です」とし、両団体が弁護士を立て争う事態になっています。

なお両団体ともに大学公認ではないため、これまでミス慶応が発表されていた慶應大学の学園祭「三田祭」にはどちらも参加しません

渦中の「ミス慶応」、ファイナリストのTwitterアカウントが凍結される

一連の騒動がテレビなどでも取り上げられ注目される「ミス慶応」ですが、ミス慶応コンテスト実行委員会側のファイナリストのTwitterアカウントが全て凍結される騒ぎも。

KOPURE側の一時アカウントが凍結されていたファイナリストもいたようですが、アカウント凍結の理由については明言されていません。

ミス慶応が発表されるのは11月。どう決着するんですかね……。

(追記)KOPURE側のファイナリストもアカウントが凍結されたようです