着物の広告コピー炎上で「2015年度朝日広告賞 入選作」「メンズナックルの浴衣記事」が話題に

着物の広告コピー炎上で「2015年度朝日広告賞 入選作」「メンズナックルの浴衣記事」が話題に

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2016年度に掲出された呉服屋「銀座いせよし」のポスターがSNSで物議を醸していた問題で、同じく着物を題材とした広告やメンズナックルの記事がTwitterで注目を集めています。

"着物が出てこないのに、着物文化を伝えている広告"が話題に

呉服屋「銀座いせよし」のポスターが、「ハーフの子を産みたい方に。」などのキャッチコピーが掲載されたポスターで物議を醸していた件で、他の着物に関連した広告などに注目が集まっています。

1つは2015年度「朝日新聞 広告賞」に入選した、着物の着付け教室「彩きもの学院」の新聞広告。「着ていなくても、身についている。」という広告で、着物が一切出てこないにも関わらず、着物文化を伝えているといった作品。

審査員を務めた「くまもん」の生みの親と知られる放送作家・脚本家の小山薫堂氏は「着物を見せずして着付けの奥深さを伝えている。高齢の女性読者に『孫を着付けに通わせよう』などと思わせる力がある」とコメント。

コピーライターの児島令子氏は「着付けのことだけでなく、着物文化の精神性や行儀まで伝えている。着物が一切出てこないというのがすばらしい」と評価しています。

「俺クラスになると逆算して先に壁ドン」メンズナックルの浴衣記事も注目

また独特な見出しで知られる男性向けファッション誌「MEN'S KNUCKLE(メンズナックル)」の浴衣を紹介する記事にも注目が集まっています。

渋谷の大地に俺が立つ!それは平安時代から決められた運命」「俺クラスになると逆算して先に壁ドン。ココに女の方から来る」など安定の"メンナク"クオリティに、Twitterでも「笑いが止まらない」といったコメントが寄せられています。