InstagramとFacebookで「Meta認証」を日本でも提供開始。認証バッジ付与など特典

Metaのサブスクリプションプラン「Meta認証」が、日本でも順次展開すると発表されています。

Meta認証は今年2月、オーストラリアとニュージーランドで開始されたサービスで、加入することでいくつかの特典があります。

Meta認証の特典

• 認証バッジ：公的機関発行の本人確認書類を提出することで、登録者が実在の人物であり、アカウントが本物であることを示す
• なりすましに対するアカウント保護：オンライン上で注目を集めているアカウントを狙う可能性がある「なりすまし」対策として、アカウントの積極的なモニタリング
• アカウントサポート：一般的な問題について担当者によるサポート（日本語も対応）
• 登録者のみが利用できる限定機能：InstagramとFacebookのストーリーズやリールで利用できる特別なスタンプ

現在は認証バッジやアカウントサポート、といった4つの特典のみですが、今後も新たな価値を提供する機能を検討していく予定とされています。

Meta認証は、iOS/Androidアプリからの加入は月額1,990円。ウェブからの加入は月額1,592円です。

Meta認証はお金を支払えば登録できるものではなく、利用資格を満たしている必要があり、公的機関発行の本人確認書類の提出が必要になります。

Meta認証の利用資格

• 18歳以上であること。
• 所有している公開または非公開のプロフィールで名前の基準に沿った氏名が設定されており、プロフィール写真に顔が写っていること。
• 二段階認証が有効になっていること(支払い後の設定も可能)。
• 以前の投稿履歴など、最低限のアクティビティ要件を満たしていること。
• プロフィールの名前とプロフィール写真に一致する公的機関発行の本人確認書類があること。
• 利用規約とコミュニティガイドラインに準拠していること。

なおMeta認証に登録した後、ユーザーネーム、プロフィール名、生年月日、プロフィール写真を変更することができません。

変更する場合には、再びMeta認証の認証プロセスを完了する必要があります。

なお、同姓同名で同じ写真のプロフィールアカウントを作成すると、どちらかが「なりすまし」と判定される可能性があるとのこと。そのため、同姓同名でプロフィール写真も同じアカウントを複数作成する場合は、同じアカウントセンターに追加されている必要があります。

Twitter Blueと違って、実名である必要があるのが大きな特徴。またInstagramでMeta認証が有効になると、Threadsでも認証バッジが有効になるそうです。