@JUNP_Nです。Twitterなどで人探しをしている投稿を拡散してはいけない、というツイートが話題になっています。以前から言われているコトですが、拡散してはいけない理由を知らない人は、知っておいたほうがいいかも。
「Twitterで人探し → 居場所を特定」もしかしたら人探しをしているのは加害者かも
TwitterなどのSNSやインターネット上の掲示板などで「人探し」をしている場合、安易に拡散することは注意したほうがいいと注意喚起するツイートが話題になっています。
投稿によると、「人探しの拡散は、最悪の場合、あなたが人殺しに加担することになります」とのこと。そして、拡散して良い人探しは「連絡先が警察になっている場合のみ」だそう。
「人探しは拡散してはいけない。唯一の例外は連絡先が警察になっている場合のみ」が今日の授業のハイライト。
— Hiroyasu Kamo (@kamo_hiroyasu) 2017年5月2日
「人探しの拡散は、最悪の場合、あなたが人殺しに加担することになります。実例はあります」も当然話しました。
— Hiroyasu Kamo (@kamo_hiroyasu) 2017年5月2日
インターネット上で「人探し」をしている人が、加害者/犯罪者だった場合、拡散することによって事件に発展してしまう可能性もあります。
こういった事例はこれまでにもあり、善意の気持ちで行った拡散が、最悪の事態を招くことも考えられます。
「友達の行方が分からなくなって探しています」⇒暴力ダンナや家族が、友達を装って人を探してるのかも。
— いめゆんな (@imeyun_kana) 2017年5月3日
「(健康保険証・免許証など+自分の名刺が入ってる)財布を落としました」⇒本人を装ってサラ金で金を借りられる。
人とカネに関する「探してます」ツイートはリツイしない方がいいよね。 https://t.co/flRfrbnz1G
Twitterでは「ストーカーやDV夫が逃げた相手を探してるとかだったら、めっちゃ怖い」「警察が連絡先になっていたとしても、本当に警察の番号か確認してからの方がいい」といった、共感や注意を促す反応も見られました。
「ネット上での人探し」は以前から言われている問題、引き合いに出されるのは「逗子ストーカー殺人事件」
こういった問題で引き合いに出されるのが2012年に起こった「逗子ストーカー殺人事件」。Yahoo!知恵袋を使い、被害女性の住所を特定しようとしたとされています。
最近では、「小金井ストーカー殺人未遂事件」などもSNS上でのストーカー行為が問題となっていました。2017年1月3日には「改正ストーカー規制法」が施行され、被害者の告訴なしで起訴することが可能になっています。