「週刊SPA!」ヤレる女子大生RANKING、1位〜5位の大学が厳重抗議「女性軽視」「名誉及び尊厳を損なう」

「週刊SPA!」ヤレる女子大生RANKING、1位〜5位の大学が厳重抗議「女性軽視」「名誉及び尊厳を損なう」

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「週刊SPA!」の12月25日号に掲載された「ヤレる女子大学生RANKING」に批判が殺到し、記事の撤回および謝罪を求める署名は4万人を突破。テレビや海外メディアでも報じられ、週刊SPA!も謝罪のコメントを発表。掲載された大学も公式サイトで抗議文を掲載しています。

「ヤレる女子大生RANKING」データがあったわけではなく、作成者の主観で作成

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問題となった記事が掲載されていた週刊SPA!(12月25日号)

週刊SPA!(12月25日号)に掲載された「ヤレる女子大学生RANKING」に批判が殺到し、記事の撤回および謝罪を求める署名が4万人を突破。1月7日には同誌編集長から報道各社へ謝罪のコメントが発表されていました。

この問題はネットメディアだけでなく新聞各紙やテレビでも広く報じられ、海外のBBC NEWSも「Japanese magazine apologises over university 'sex listing'」との見出しで報道。CNNは「Japanese tabloid apologizes for women's university 'sex listing'」と報じました。

問題の「ヤレる女子大学生RANKING」は「ヤレる[ギャラ飲み]実況中継」とする特集記事のなかのひとつで、ランキングを考えたのはギャラのみサービス「LION」などを運営する株式会社ハイパーエイトの代表・五十君圭治氏。

1月8日の「ビビット」(TBS系)では五十嵐氏へのインタビューを放送。五十嵐氏によると「週刊SPA!から女子大生を性的にランク付けしてほしいと依頼され応じた」といい、ランキングは基となるデータがあったわけではなく、五十嵐氏の主観で勝手に作られたものだと説明。

1月9日には扶桑社公式サイト上でも「週刊SPA!の特集記事についてのお詫び」とする文書が「週刊SPA!編集長 犬飼孝司 発行人 渡部超」の連名で掲載され、「女性の尊厳に対する配慮を欠いた稚拙な記事を掲載し、多くの女性を傷つけてしまったことを深くお詫びいたします」と謝罪。

Change.orgで行われていた署名活動の発起人である山本和奈氏は1月7日、週刊SPA!へ「署名を提出しました」と報告。9日には、週刊SPA!の返答について「論点が全くズレている」とし、「対談を申し込んでます」と報告しています。

「ヤレる女子大生RANKING」1位〜5位に掲載された大学が抗議文を発表

週刊SPA!の問題となっているランキングで1位〜5位として名前が掲載された5つの大学すべてが、大学公式サイト上で同誌に対しての抗議文を掲載しています。

実践女子大学

雑誌記事への厳重抗議について

12月18日発売の雑誌の記事において、女性軽視、女性蔑視といえる内容が掲載され、本学及び本学学生の名誉及び尊厳を損なう記載がありました。本学は出版社に対し、1月8日に学長名で厳重に抗議しました。本学は、「品格高雅にして自立自営しうる女性の育成」を教育理念として、「男女共同参画」、「ダイバーシティ」の社会の中で活躍する人材を育成して来ました。本記事の内容について、強く遺憾の意を表明します。実践女子大学・実践女子大学短期大学部学長 城島栄一郎

実践女子大学/実践女子大学短期大学部

大妻女子大学

扶桑社発行の週刊誌掲載記事について

株式会社扶桑社発行の週刊誌『週刊SPA!』2018年12月25日号において、女性軽視、女性蔑視につながる内容の記事が掲載されました。本学は、女性の名誉と尊厳を著しく傷つけ、安全を脅かす記事に対し、深い憂慮を表明するとともに、本学、本学学生及び卒業生を代表し、出版社に対し、厳重に抗議いたします。大妻女子大学

大妻女子大学

フェリス女学院大学

『週刊SPA!』(扶桑社)2018年12月25日号の特集記事について

扶桑社の発行する『週刊SPA!』2018年12月25日号において、女性軽視、女性蔑視といえる内容の特集記事が掲載されました。女性の名誉と尊厳を傷つける今回の記事や同様の記事に対し、本学は、ここに強く遺憾の意を表明いたします。フェリス女学院大学

フェリス女学院大学

法政大学

女性の名誉と尊厳を傷つける記事の週刊誌掲載に関して

2018年12月25日発行の週刊誌に、本学女子学生を含む女性の名誉と尊厳を貶める記事が掲載されました。その内容は、該当する大学学生の安全を著しく脅かすものでもあります。本学では、この記事について深く憂慮し、週刊誌編集部に、再発防止を求める厳重な申し入れをおこないました。「ダイバーシティ宣言」を発し、「人びとの権利を重んじ、多様性を認め合う『自由な校風』」(法政大学憲章)を掲げる大学として、本学では今後も、学生の安全を守り、女性を含めたあらゆる人の権利と尊厳が重んじられる社会の構築に貢献してまいります。2019年1月9日法政大学総長 田中優子

法政大学

中央大学

週刊誌掲載記事について 本学の見解

2018年12月25日号掲載記事の女性蔑視に基づく内容について深い憂慮を表明します。本学は、個人の尊厳を尊重する教育環境を提供するため、人権講演会、ハラスメント防止啓発活動、ダイバーシティ推進など、さまざまな形で学内外の皆さまとともにより良い社会の実現に向けた取り組みを教育機関として推進しております。このたびの前時代的な考え方に基づく記事が、本学の女子学生のみならず広く若者の尊厳を損ない安全を脅かすものであることを、出版社が重く受け止めるよう要望します。中央大学

中央大学

なお「週刊SPA!」(12月25日号)の雑誌版、電子版ともに販売停止となっています。