日常に語学学習を。SNSのような無料アプリ「HiNative」でネイティブとコミュニケーションを取る【PR】

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トバログ(@tobalog)です。普段はガジェット系の記事を中心に、自分のブログでモノや旅について紹介しています。2019年は海外で「半移住生活」を始める予定だが、漠然とした不安が……。そんなとき、友人から「ネイティブと無料でコミュニケーションできるアプリがある」と聞き、早速使ってみたので紹介したい。

今年は「半移住生活」を始める予定。「英語だけを使う生活」に漠然とした不安も

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ブログでも触れているのだけれど、今年のテーマ半分日本、半分海外の「半移住生活」を始める予定だ。2月からは最初の目的地であるオーストラリアに旅立つ予定で、現地ではインタビューをしたりカメラマンをしたりと、英語を活用して仕事をする。

新しい生活が楽しみで仕方がない一方で、「海外留学の経験はもちろん、英語圏への渡航経験もない僕が、右も左も分からない街で『英語だけを使う生活』をしていけるのか」という漠然とした不安もある。

簡単な日常会話レベルの英語であればそこまで問題はないが、オーストラリアの"文化的なコト"や"流行りモノ"を含めた語学力はほとんどない。そんなときに友人から「ネイティブとコミュニケーションを取りながら、しかも無料で英語が学べる『HiNative(ハイネイティブ)』というアプリがある」と聞き、さっそく使ってみたので感想を紹介していきたい。

英語に中国語、フランス語。無料でネイティブとコミュニケーションができる「HiNative(ハイネイティブ)」って?

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HiNativeは外国語学習者のための無料Q&Aアプリだ。英語はもちろん、中国語やフランス語、ドイツ語など110以上の言語に対応している。

2014年のローンチ以来、英語圏を中心にユーザーがじわじわと増え、現在は全世界400万ユーザーが利用しているという。日本発のサービスながら日本人の割合はまだまだ少ないというから驚きだ。

HiNativeの特徴

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  • 質問掲示板とSNSの良い所取りのようなスタイルのサービス
  • 世界110以上の言語から学習したい言語をいくつでも選択できる
  • 語学に関してはもちろん文化や素朴な疑問もネイティブから回答がもらえる
  • 使用料金は無料(有料のプレミアム機能アリ)

HiNativeの特徴は上記のような感じ。Q&Aアプリというと一問一答方式の質問掲示板のようなイメージを持つと思うが、実際に使ってみた印象としては「ヤフー知恵袋とTwitterの間のような立ち位置」だと感じる。

例えばオーストラリアに行く予定の僕が「『difficult』と『hard』ってどう違うの? 使い分けは?」「イギリス英語とアメリカ英語、そしてオーストラリア英語の違いって具体的になに?」など気軽に質問すれば、30分以内にはネイティブ(オーストラリア人など)から回答がもらえる。逆に日本に興味を持っている人からの質問は、日本語がネイティブである僕が回答するといった具合だ。

面白い質問だと「日本人の若者がよく使っている言葉を教えて! 」という質問に対し「やばい→やばたにえん、風呂に入るから離脱する→フロリダ、情緒的→エモい」という回答などがあった。

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またHiNativeの特徴として良いと感じたのが「語学に関してだけでなく、文化や素朴な疑問も質問して良い」という点。「オーストラリアってどんなSNSが流行っている? 」と聞けば、渡航前に現地の流行りを知ることができるし、「オーストラリア人ってどんなプレゼントをもらったらうれしい? 」といったような質問をして、あらかじめ買っておくことだってできる。

もちろんHiNativeは「語学学習」を前提としたサービスなので、フォロー・フォロワー機能やダイレクトメッセージのような機能は展開していない。そのため変な質問や、個人を特定するような質問がないのも安心だ。仮に子どもがやってみたいといっても安心して登録できる。


HiNativeの特徴やどんなふうに使えるのかを紹介したところで、「具体的にどうやって使うの?」という点について紹介していこう。

HiNativeを使って外国人とコミュニケーションを取ってみる

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僕らがなかなか他の言語を習得できないのは、日常的に使う機会が少ないから。逆に言うと言語を習得するためには、日常生活に語学学習を取り込んでしまえば良い。ということで、まずはApp Store(Google Play ストア)からアプリをインストールしてサインアップ。

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110言語以上から自分が学びたい、もしくは興味のある言語を選択する。「日本人に人気の言語は英語が一番で、次に中国語や韓国語、そしてフランス語やドイツ語も人気ですよ」と事前に教えてもらっていたので、とりあえず英語(オーストラリア)と、大学時代の第二言語だった中国語(台湾が好きなので繁体)を選んでみた。

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チュートリアルではHiNative上での質問を試すことができる。「○○と××の違いは?」や「この発音って自然?」など簡単に質問できるテンプレートもそろっているので、「質問するときって英語でなんて言えばいいんだろう?」といったハードルもなく気軽に質問できるのはうれしい。

テンプレート部分はネイティブから見ると母国語で表示されるので、お互いに質問の意図や内容もシームレスに伝わるのも便利だ。

まるでTwitterのようなタイムライン。時系列でさまざまな人の質問と回答を見ることができる

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HiNativeのアプリを開くとニュースアプリのように言語別のタブが並び、それぞれに基本的には時系列で質問が流れている。他人の質問とその回答の読み込みや、「未回答の質問」や「音声付きの質問」などを絞り込んで回答することも可能だ。

僕も実際に質問してみた

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試しに僕も「『difficult』と『Hard』ってどう違うの?」という質問をしてみた。すると30分ほどでネイティブから(しかも驚くほどに丁寧な)回答が返ってきた。

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トバログ

Hard と Difficult はどう違いますか?説明が難しい場合は、例文を教えてください。

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Generally, "Hard" has two meanings but "difficult" only has one.The word “Hard” can mean a physical property of a substance, for example, "The concrete is hard," or "wood is hard." Hard can also be synonymous with "difficult." "The test was hard," or "it was hard work."While the word “Difficult” on the other hand, is just used to describe tasks or actions. "The test was difficult," or "it was difficult work," or "the French horn is a difficult instrument," mean the EXACT same thing as "the test was hard, "it was hard work," or "the French horn is a hard instrument."But the word Difficult can NOT be used to describe physical things. "The concrete is difficult," or "the wood is difficult," thoes would be incorrect and meaningless statements.

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ユーザーB

hard と difficult は同じ意味があることがあります。例えば、これは難しい = This is difficult ◯これは難しい = This is hard ◯しかし、hard は違う意味があることもあります。例えば、これは硬い = This is hard ◯これは硬い = This is difficult ╳hardは、何かの難しさ、または何かの硬度の話をする場合に使われます。一方、difficultは何かの硬度の話をする場合に使われません。


他人に対して(しかも無料で)ここまで丁寧な回答がもらえるの!? と驚く。他のユーザーの質問もざっと見てみたが、ほとんどの質問に対して僕のもらった回答のような丁寧な回答がついている。

最初は「なぜ無料でこんなにも丁寧に教えてくれるのだろう?」と疑問に思っていたが、自分が回答する側に回ってみて納得。

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HiNativeでは、他人の質問に回答すると自分の「信頼度」が上がり、質問が流れるタイムライン上に優先的に表示してもらえるようになる。

また相手が質問してから5分以内での回答や、ベストアンサーやいいねをもらうとさらに信頼度が貯まっていく仕組み。

ゲーム感覚で語学学習が有利に進み、分かりやすく説明できれば感謝してもらえるので気持ちが良い。これはつい回答してしまうし、質問に対しての回答ももらえやすいので継続しやすい。

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その後も調子に乗って、前から気になっていた「台湾で人気のフォントって何?」という質問もしてみた。さすがに回答は集まらないかなと思いきや、気づくと「このフォント、有料だけどおすすめだよ」「あのフォントはあんまり使わないほうがいいよ」といったようなコメントがいくつかあって、回答の速度やユーザーからの親切な回答に驚いた。

こういった質問は案外リアルな友人に聞いても答えがない場合も多いし、SNSだとそもそも相互フォローなどの関係にある必要があるなど、回答をもらうまでのハードルが高い。経験上、Googleなどで検索してもダイレクトに知りたい回答が得られることは意外に少ない。

単なる「語学学習アプリ」のノリで使い始めてみたけれど、こうした質問をし、さらに回答がもらえるというのは、実は新しいんじゃないか……?と思っている。今年からさまざまな国に数カ月ずつ旅しようと思っている(そしてブログ記事にしようとしている)僕にとって、ものすごく頼りになりそうだ。

まとめ:いつでもどこでもネイティブとのコミュニケーションができる

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こんな感じでHiNativeを使い始めたよ、という感想をつづってみた。

2020年東京五輪・パラリンピックの影響か、日本では2018年の習得したいスキルランキングの1位は「(英語を含めた)語学力」だったというデータもある。

世界を飛び回って仕事をすることに憧れを抱いていた僕も、少なからず東京五輪は意識しているところ。実際に2週間ほどHiNativeを使って語学学習(というよりもコミュニケーション)をしてみたが、気軽に、しかも無料で言語に関する質問ができるのはかなりうれしいサービスだと感じる

国際交流を始めるきっかけとなった大学生だった頃からこのアプリを知っていれば、もっと楽しみながら効率的に語学学習ができたなあと感じた。

とはいえ人生で一番若いのは「今」。これからHiNativeをどんどん活用して語学を身に着けていきたいと思う。

今だけ有料プランも無料で使える!

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現在HiNativeでは新年キャンペーンとして通常月額1,200円(12カ月だと1カ月あたり800円)のPremiumプランが1カ月無料で使えるキャンペーンを行っている。※キャンペーンはアプリからプレミアムのトライアルに登録した場合のみ適用。

Premiumプランでは「質問の優先表示」や「質問のブックマーク」「他人に付いた音声や動画回答の再生が可能になる」など、より語学学習が楽しくなる特典が得られるので、「僕も(わたしも)今年こそは語学力を身に着けたい」と本気で思っている人は、これを機会にぜひ登録してみよう。