食べ歩きの達人が選ぶ「東京のBar飯」10選

食べ歩きの達人が選ぶ「東京のBar飯」10選

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食べ歩きの達人ことタベアルキストが「リピートしている」「人に教えたくなる」の2つの視点でお店を厳選。今回は「東京のBar飯」10選をご紹介します。

「Bar(バー)」は日本ではお酒を飲むところだが、海外では食事を楽しむ場所という意味が込められている

Tabearuki bar meshi

バーはお酒を飲むところ、という概念は誰しもが持っていると思う。「bar」は英語ではバーと読み、世間一般的なバーのイメージはこれにあたるだろう。しかし、イタリアではバールと読み、カフェ的な存在であるし、スペインではバルと読み、居酒屋となり、お酒だけではなく、食事も楽しむ場所という意味が「bar」には込められている。

バールやバルに比べればお酒がメインになるバーだが、主役の酒にも負けない存在感を放つ食事があるお店も多く、旨い酒があるところに旨い飯あり、とも言われる。お酒にこだわりがある人が、食事にもこだわりを持つのは、ある意味自然な成り行きなのかもしれない。

1 Dハートマン(銀座)

【熟成牛肉のカツサンド】

Dハートマン

名物の和牛カツサンドは、作りたてはもちろん冷めても柔らかさや旨味が損なわれない実力派。熟成されたランプ肉は絶妙な火入れでジューシューさが長時間保たれ、薄めのサックリした衣と自家製ソースが肉の旨味を脇から引きたてている。

2 BAR オーパ 門前仲町店(門前仲町)

【トスカーナフライドポテト】

BAR オーパ 門前仲町店

銀座の有名バー姉妹店のフードメニューの一つであるハーブフライドポテト。ただのフライドポテトにあらず、あの銀座マルディグラで要予約のトスカーナフライドポテトのレシピそのままで、予約なしで食べることができる。

3 シャンクス(参宮橋)

【スモーキーチーズバーガー】

シャンクス

専門店を軽く超える、美味しく個性的なハンバーガー。こちらではバンズを燻製しており、噛み締めた時に香る優雅な燻蒸香が食欲を刺激する。肉厚なパティ、大ぶりな野菜、上品な味付けと、バランスに優れたバーガー。

4 ロックフィッシュ(新橋)

【生ハムとカマンベールのサンドイッチ】

ロックフィッシュ

日本一のハイボールを作ると言われるマスターは知る人ぞ知るつまみの天才でもあり、dancyuなどの雑誌でも引っ張りだこなほど。オイルサーディンやスコッチエッグなど多種多様なつまみの中、生ハムとカマンベールのサンドイッチもおすすめで、ハイボールとともに。

5 煙事(銀座)

【燻製卵かけごはん】

煙事

岩塩、醤油、オリーブオイル、ごま、胡椒の燻製調味料が華やかに卵かけご飯を演出する。 燻製の香りと風味は卵の黄身を引き立たせ、一般的に販売されている調味料とは文字通りひと味違う旨味を舌にもたらし白飯を加速させる。

6 タフィア(乃木坂)

【コロンボ】

タフィア

ラムやオーナーと並ぶタフィア名物がコロンボという料理。カリブのマルティーニ島などの郷土料理で、ラタトゥイユにスパイスを加えたもの。カレーか否か問われる料理だが、確かに言えるのは美味しいということ。

7 モノポール(中目黒)

【スパゲティナポリタン】

モノポール

ワインバーのスパゲティナポリタンはアルデンテの仕上がり。定番の具を、ケチャップ、三温糖、黒胡椒などで味付けをし中華鍋でしっかり炒めることにより、酸味に香ばしさが加わりワインとの相性の良い逸品となっている。

8 Bar Tram(恵比寿)

【羊のカレー】

Bar Tram

こちらはアブサンをコンセプトにしたバーだが、フードメニューもハイレヴェル。特に子羊肉のカレーはホロホロに煮込んだ骨付きの羊肉と付け合わせのハリッサが特徴的で、スタンダードな欧風カレーを引き立てる。

9 厨房酒場 カモメセラー(銀座)

【ビーフカリーサンド】

厨房酒場 カモメセラー

厨房酒場の名のとおりにフードメニューは充実しており、サンドイッチだけでも10種類近くある。名物のビーフカリーサンドは、岩手牛のもも肉を赤ワインでじっくり煮込んだというカレーペーストがたっぷり入ったホットサンドスタイルで、抜群に旨い。

10 コマツバー(銀座)

【ナポリタン】

コマツバー

アルデンテとは言わないが、やや固めの麺に酸味と甘味が調和した、コクのあるトマトソースが絡む。具はベーコン、タマネギにピーマンとマッシュルームと昔ながらの構成。 お酒の味を邪魔することはないが、しっかりと個性主張する見事なる一皿。

食べ歩きの達人が紹介するお店10選シリーズ 一覧

配信元:Tabearukist Association / gooランキング