食べ歩きの達人が選ぶ「東京の絶品オムライス」10選

食べ歩きの達人が選ぶ「東京の絶品オムライス」10選

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食べ歩きの達人ことタベアルキストが「リピートしている」「人に教えたくなる」の2つの視点でお店を厳選。今回は「東京の絶品オムライス」10選をご紹介します。

元祖オムライスから、半熟オムライスなど絶品オムライスはここで食べれる!

生粋の日本生まれの日本料理「オムライス」は、フランス語のomeletteと英語のriceを組み合わせた造語。

Tabearuki omurice

発祥の起源は諸説あり、煉瓦亭のまかないだった「ライスオムレツ」説が有名ですが、こちらは具材とご飯と玉子を全て混ぜてフライパンで焼き、オムレツ状に生成するというスパニッシュオムレツに近いもの。

現在のスタンダードの原型、ケチャップで味付けされたチキンライスを玉子で包む形が確立したのは、ケチャップがカゴメから発売された1908年以降の大正末期頃となるようです。

さて昭和の時代に入り、国旗が立ったオムライスが日本橋三越のお子様ランチに導入されたのをきっかけに、デパートの食堂を中心に大ブレイク。瞬く間に昭和の味のスターとなりました。

1 麻布食堂

卵の風味が混然一体となったオムライス

麻布食堂

東京一美しいと評判のオムライスは完璧なフォルム。非の打ち所のない芸術品の域です.ふわっと肉厚な卵はきれいな黄色。しっとりゆる目ケチャップのチキンライスは鶏肉がゴロゴロ、酸味で甘さを抑えた大人の味です。

2 グリル グランド

濃厚なデミグラスソースが特徴的なオムライス

グリル グランド

浅草にある昭和16年創業の老舗洋食店。特製オムライスは程よいトロトロ加減の卵と代々受け継がれているという上品なデミグラスソース、主張しすぎないケチャップライスが素晴らしいバランスで口の中にひろがります。

3 洋食 三浦亭

大人の味わいを演出するオムライス

洋食 三浦亭

醤油ベースのデミグラスソースがかかった美しいフォルムのオムライス。オリジナルのトマトソースを使ったチキンライスはあっさりとした風味で、ふわふわっと柔らかく焼き上げた卵と調和し飽きのこない味に仕上がっています。

4 ハチトニブンノイチ

正統派巻のパラパラオムライス

ハチトニブンノイチ

卵に包まれたチキンライスは、しっかり香ばしく炒めてあり見事なまでにパラパラ。ふわふわ加減が絶妙な卵は、あえてトロトロ感を抜いている。毎日のように食べても飽きることがない理想的なオムライス。

5 ルー・ド・メール

細かな工夫が散りばめられたオムライス

ルー ド メール

名店ドン・ピエールの総料理長を務められた方が神田に開いた洋食店。こちらのオムライスは薄焼きのしっかりした卵に包まれた昔ながらのタイプ。 中のチキンライスもボリュームがあり満足できる一品。

6 レストラン吾妻

火入れが絶妙な元祖半熟オムライス

レストラン吾妻

ふわふわ卵と自家製ラードで炒めたポークライスの競演。ふわふわのオムレツをポークライスにのせ、自然に卵が広がっていく様は一見の価値有り。 力強いコクのポークライスと卵のふわふわが渾然一体となって口中を優しい旨味で満たす瞬間は、本当にうっとりしてしまう。

7 レストランツムラ

ケチャップの爽やかな酸味が食欲を刺激するオムライス

レストランツムラ

文京区の落ち着いた一角にありながら本格的な洋食を出すお店。こちらのオムライスは、ケチャップを強く利かせたチキンライスと、酸味、苦味が上品なデミグラスソースとが調和する。卵は半熟仕様で割る喜びがある。

8 煉瓦亭

当時と変わらないレシピで作られる歴史を感じるオムライス

煉瓦亭

銀座にある明治28年創業の老舗洋食店。オムライス発祥の店としても有名。こちらのオムライスは卵とご飯を混ぜ合わせてから焼くスタイル。リゾットのような、ここでしか食べることのできない独特の食感が人気の理由のひとつ。

9 西洋料理杉山亭

濃厚なケチャップライス後を引くオムライス

西洋料理杉山亭

ひな鶏のガラに牛スジや野菜の旨味が溶け込んだ濃厚デミグラスソースがかかった半熟とろとろのオムライス。 デミグラスソースと柔からめ目のケチャップライスを混ぜて食べると、リゾットのような食感になります。

10 ファウスト

クリーミーなデミグラスソースがじゅる系オムライス

ファウスト

渋谷神泉にひっそり佇むこちらのお店。特製オムライスは甘めのデミグラスソースでコクがあり生クリームが入っているので、とてもまろやか。チキンライスとトロトロ卵もとてもマッチしている一品。

食べ歩きの達人が紹介するお店10選シリーズ 一覧

配信元:Tabearukist Association / gooランキング