アクセスができなくなりサイトが閉鎖したと見られている海賊版サイト「漫画村」が「漫画タウン」として復活したという報告がTwitterで話題になっているようです。また「漫画タウン」の公式Twitterを名乗るアカウントも登場し、過激な投稿が注目を集めています。
漫画村が「漫画タウン」として復活?漫画村との関係は不明
「漫画村が漫画タウンになって復活した」という報告がTwitterに多く寄せられています。サイトのデザインなどは漫画村とは違うようです。
漫画タウンと漫画村との関係については不明ですが、漫画村のように週刊少年ジャンプのようなマンガ雑誌から、コミックス、写真集などが無料で閲覧できる状態になっています。
「漫画タウン」は今回新たに作られたサイトというわけではなく、少なくとも2017年には存在してたようです。Googleの透明性レポートを確認すると2017年10月にはDMCA侵害申請がされており、直近も複数の出版社などがDMCA侵害申請を行っています。
なお政府は13日、インターネット事業者に対し、漫画村などの海賊版サイトに対するアクセス遮断を促すことを決定。アクセス遮断については11日、一般財団法人情報法制研究所や一般社団法人インターネットコンテンツセーフティ協会など、関連団体から懸念する声もあがっていました。
「漫画タウン」公式Twitterを名乗るアカウントが酷い
漫画タウン、漫画村との関係は不明ですが、Twitterには「漫画タウン【公式】」とするTwitterアカウントが登場。過激な投稿の内容が注目を集めています。
速報!
— 漫画タウン【公式】 (@mangataun) 2018年4月12日
漫画村が漫画タウンとして復活したよ。
村から町に成長。https://t.co/hofMRHemQq
いくらサイトを潰したって、もう漫画の売り上げは増えないよ。みんな無料で音楽聴くし、無料でエロ動画を見るし、もう出来上がったコンテンツにお金を払う時代じゃないんだよ。漫画だけを叩くのはおかしいんだよ。
— 漫画タウン【公式】 (@mangataun) 2018年4月12日
サイトのせいで漫画の売り上げ落ちたの?ほんとに落ちたの?それはサイトのせいじゃなくて出版社の努力不足だよ。これからも今のままの売り方をするなら漫画は売れないよ。
— 漫画タウン【公式】 (@mangataun) 2018年4月12日
漫画タウンはすでにネット上にアップされてる画像を集めて読みやすいように整理してるだけなんだよ。だからもともと漫画はアップロードされてるんだ。もうコンテンツは無料の時代なんだ。
— 漫画タウン【公式】 (@mangataun) 2018年4月12日
「著者の利益が〜」って言う人は、そんなに好きな著者がいるなら直接募金したらいいよ。
また、 双葉社の「月刊まんがタウン」編集部公式Twitterはこの騒動を受け「念のため」としたツイートを投稿しています。
念のため。「まんがタウン」は「新クレヨンしんちゃん」(国民的人気キャラ)や「鎌倉ものがたり」(映画DESITINYの原作)が掲載されている、月刊のファミリー4コマまんが誌です。双葉社が発行しております。創刊2000年で、20年近くの歴史があります。どうぞよろしくお願いいたします…!
— 月刊まんがタウン編集部 (@mm_manga_town) 2018年4月12日
今回の騒動に便乗した悪ふざけなのでしょうか。いたちごっこは続きそうですね。