Appleは6日、WWDC 2017の基調講演を開催。Siri搭載スピーカー「HomePod」や「10.5インチ iPad Pro」、プロ向けのハイエンド端末「iMac Pro」などを発表。重要な部分だけを要約してみました。
Siri搭載スピーカー「HomePod」を発表
- 「HomePod」はSiriを搭載したスピーカー
- 「空間を認識」して音を伝える機能
- Apple Musicと連携可能
- 「Hey Siri」と声をかければ、音楽の再生や最新ニュースなどを応える
- 「HomeKit」にも対応、IoT家電の操作もOK
- ホワイトとスペースグレイの2色
- 高さが17.2cm、幅が14.2cm
- 価格は349ドル(約38,000円)
- 12月からアメリカなどで出荷開始
- 日本は年明けから発売
10.5インチ「iPad Pro」を発表、12.9インチモデルも刷新
- 10.5インチ「iPad Pro」が登場
- 10.5インチ「iPad Pro」は9.7インチモデルと同サイズでありながらも、ディスプレイが大きく
- CPUが30%、GPUが40%高速化
- FilesというMacのFinderのようなアプリが登場(iCloudやDropboxなどに対応)
- iPadにはMacのようなDockも
- バッテリーは最大10時間持つ
- 12.9インチモデルもアップデート
- 10.5インチは69,800円〜
- 12.9インチは86,800円〜
「MacBook」「MacBook Pro」がアップデート
- MacBook、MacBook Proがアップデート
- MacBookはストレージが最大50%高速に
- MacBookはメモリが最大16GB搭載できるように
- MacBook、MacBook ProはCPUに「Kaby Lake」を採用
- MacBook Proはグラフィック周りが強化
「iMac Pro」を発表
- プロ向けのハイエンドの「iMac Pro」を発表
- 27インチの5Kディスプレイ
- 最大18コアのXenoプロセッサ
- メモリは128GBまで増設可能
- ストレージは最大4TB
- GPUにはRadeon Pro Vega 64を搭載
- 価格は4,999ドル(約56万円〜)
- 2017年12月発売予定
2017年モデル「iMac」を発表
- iMacシリーズをアップデート
- Retina 4K/Retina 5KモデルはCPUにIntelの「Kaby Lake」を採用
- Thunderbolt 3を搭載
「iOS 11」を発表
- iOS 11を発表
- Apple Payで個人間決済に対応(米国のみ?)
- Siriの音声が変更、人間らしく
- Siriが翻訳に対応(日本語は未対応)
- コントロールセンターのデザインを刷新
- iPadのマルチタスクが進化、ドラッグ&ドロップに対応
- 撮影した写真のデータ容量が小さく
- Live Photosでループや逆再生ができるように
- カメラでは長時間露光が可能に
- マップやApple Musicなども機能追加
- App Storeがリニューアル
- 正式リリースは今秋を予定
「macOS High Sierra」を発表
- macOS High Sierra(10.13)を発表
- Safariが高速化、Chromeより速いらしい
- 「写真」や「メール」アプリに新機能を搭載
- ファイルシステムがAPFS(Apple File System)に
- グラフィックがMetal 2で強化
- Metal for VRでVRの開発も可能に
- 6月後半よりパブリックベータ版を配布
- 必要なシステム要件はmacOS Sierraと変わらず
- リリースは2017年秋を予定